電気自動車(EV)は、ガソリン車やハイブリッド車と比較して、車両火災を引き起こす可能性がはるかに低いことを示唆する新しい研究結果が発表されました。
この研究は、AutoI nsurance EZのアナリストが米国国家運輸安全委員会(NTSB)のデータを調査した結果、得られたものです。
このデータにより、アナリストは自動車火災の件数を追跡し、そのデータを運輸統計局の販売データと比較することができました。
その結果は、とても興味深いものとなりました。以下の数字は販売台数10万台あたりの件数です。
- ハイブリッド車の火災は3,475件/10万台
- ガソリン車の火災は1,530件/10万台
- 電気自動車はわずか25件/10万台
この研究は、これよりさらに進んでおり、このアナリストは、火災による2020年の米国道路交通安全局(NHTSA:National Highway Traffic Safety Administration)のリコール対象件数も同時に調べました。
ガソリン車がトップで、2位がEV、3位がハイブリッド車という結果でした。
ただし、このアナリストが調べたのは2020年までなので、シボレー・ボルトのリコールはこの数字に含まれていないことに注意が必要です。
米国では自動車火災が大きな問題になっており、全米火災予防協会の推計によると、2018年だけで560人もの方が自動車火災で死亡しているという驚きの事実があります。
これに加えて自動車火災による物的損害は、毎年19億ドル以上発生していると言われています。
この結果は非常に興味深いものです。世間の認識では、EVは火災リスクを高めるとされてきましたが、これは間違いであるばかりか、実際のデータを見ても正確とは言い難いことが判明しているからです。
研究結果はの全編はこちらでご覧いただけます。
この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。
まあエンジンとバッテリーの機構を考えると当たり前のような気もします。
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