テスラは、新型ロードスターの価格情報を削除し、25万ドルのファウンダーズ・シリーズ・バージョンの予約受付を停止しました。
新型ロードスターは、テスラ史上最も発売が遅れるクルマになるかもしれません。
2017年に次世代テスラ・ロードスターを初めて発表した際、イーロン・マスクCEOは「2020年に市場に登場する」と述べていました。
テスラは、0-60mphが1.9秒、航続距離が600マイル以上という驚異的な電動スーパーカーの予約受付を、お披露目イベントで開始しました。
このスーパーカーをいち早く手に入れたい人は5万ドル、中にはファウンダーズ・シリーズ・バージョンのために25万ドルの手付金を預ける人もいました。
その後、イーロン・マスクCEOが「新型ロードスターはテスラにとって優先すべきことではない」と発言したため、この車両開発プログラムは延期されたようです。
2020年、マスク氏はテスラ・ロードスターの納車を2022年に延期し、サイバートラックに注力することをほのめかしていました。
そして今年初めには、マスクCEOはテスラが「大きなドラマがなければ」2023年に新型ロードスターを「出荷するはずだ」と述べています。
そして今回、テスラは同社のウェブサイトで新型ロードスターの価格情報を削除することを決定しました。
左側が以前のもの、右側が現在のものです。
テスラは、ウェブサイトから基本価格20万ドルという記載を削除し、25万ドルのファウンダーズシリーズも一緒に削除しました。
同社はこれまで、ファウンダーズ・シリーズのロードスターは1,000台のみ提供すると述べていました。また、予約ページにも同様の変更が反映され、ファウンダーズシリーズの取り扱いがなくなっています。
今回のロードスターのページへの変更は、11月13日から12月12日の間に起こったものです。
以前お伝えしたように、テスラはサイバートラックの情報でも同様のことを行いましたが、その際、いくつかの仕様とトリムが用意されていたのを削除しています。
マスク氏はその後、テスラが来年登場するはずのサイバートラックの予定を変更したことに言及しています。
また、マスク氏が新型ロードスターに、性能を高めるために冷気スラスターを追加する「SpaceXパッケージ」を追加すると話していることから、トリムや仕様を変更すると予想されています。このパッケージによって0→60mph加速が1.1秒になると話題になっており、マスク氏は「空中でホバリングすることもできる」と言っています。
2019年当時、マスク氏はテスラが2020年末頃にロードスターのホバーテストを目指していると話していたが、実現しませんでした。
また、これまでテスラは、2017年に発表したロードスター以外の新しいプロトタイプの姿をまだ見せていませんので、2023年にお目見えする頃まで待たないといけないかもしれません。
この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。
残念ながら当分ロードスターの姿は見られない感じですね。
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