ギガ上海では、テスラのモデルYの最上位クラス、モデルYパフォーマンスの納車を開始し、中国市場向けの納車を開始しました。
中国の一部のモデルY パフォーマンスのオーナーは、自分の車がAMD Ryzenグラフィックチップを搭載していることを明らかにしました。そしてAMD Ryzen SoCを搭載していると思われるインフォテインメントシステムのスムーズな画面動作を示す動画をすでに公開しています。
「AMD Ryzenプロセッサを使用した新型モデルYパフォーマンスは本当に素晴らしいです👍画面の表示やスクロールが非常にスムーズに動くようになりました!」とあるモデルY パフォーマンスオーナーはコメントしています。

テスラのオーナーは、Ryzenチップの他に、モデルY パフォーマンスの12V鉛バッテリーを16Vリチウム電池にアップグレードしたことにも注目しています。NEDC基準では、モデルY パフォーマンスの推定航続距離は545kmとなっています。
メイド・イン・チャイナのモデルY パフォーマンスの中国国内での販売価格は387,900人民元(約692万円)で、その価格ゆえに補助金の対象にはなりません。テスラ中国のオンラインコンフィギュレーターによると、パフォーマンスタイプには5人乗りのオプションのみが用意され、7人乗りのオプションは用意されていません。
テスラ中国では、モデルY パフォーマンスを購入すると、「レーシング・パッケージ」が付いてきます。この「レーシング・パッケージ」には以下が含まれます。
- 21インチホイールのサイクロン・ハブ
- 進化したブレーキデバイス
- カーボンファイバー製スポイラー
- アルミ合金製ペダル
- ローワーサスペンション

エンハンスト・オートパイロットは、32,000人民元(約57万円)の追加料金で利用できます。この機能には、高速道路のランプや陸橋の出入りを自動でアシストする機能や、低速車を追い越す際の案内機能、車線変更支援機能、サモン機能、オートパーク機能があります。
完全自動運転(FSD:Full Self-Driving)は、中国では64,000人民元(約114万円)です。これには基本機能のオートパイロットとエンハンスト・オートパイロットのすべての機能が含まれています。
またテスラは、中国でのFSDは、信号機や一時停止の標識を認識して適切に動作する機能や、都市部の道路走行支援機能を近日中に開始するとしています。
現時点では、モデルYパフォーマンスは2021年第4四半期内の本格的納車に向けてまだまだ準備中のようです。やまモデルY RWDとモデルY ロングレンジは、すでに年内の販売は終了しています。ベースグレードとなるモデルY RWDとロングレンジの納車予定時期は2022年第1四半期となっています。
この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。
テスラの場合、発売時期によってハードウェアの進化が大きいので、結局乗り換えることになるのでしょうね。
テスラ関連の最新ニュースをほぼ毎日アップしていますのでこちらを参照ください。
人気記事
新着記事
※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。また、運営者はテスラ株式のホルダーです。