既存自動車メーカーはEV販売でテスラに追いつけるのか?

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レガシー自動車メーカーが電気自動車への取り組みを強化するにつれ、自動車業界のアナリストはほぼ全員、現在圧倒的なシェアを誇るテスラの市場が縮小すると予想しています。しかし、これは一般論であり、意見の相違や多くの不確実性を無視しています。

旧来の自動車メーカーは、どのくらいの期間でEVの販売を拡大できるのか?

どのような要因が彼らの成功を左右するのか?

そして、どのブランドが若き王者に最も強い挑戦をするのか?

EVボリューム社の市場予測に基づくビジュアル・キャピタリスト社の新しいチャートは、「テスラが市場シェアを失う」という一般的なシナリオに、いくつかの(仮説的な)詳細説明を加えています。

レガシーブランドの多くは何年も前からEVを生産していますが、これらは研究開発プロジェクトやテストマーケティングプログラムとしての位置づけであり、業界では「コンプライアンスカー」と呼ばれています。

これらのブランドが、大量のEV販売に移行するために必要なサプライチェーンや販売・サービスネットワークを構築するには、まだ何年もかかるでしょう。現在から2025年までの間に、テスラの市場シェアは23%から21%に低下しつつも、シェア1位の地位を維持するとEVボリューム社は予想しています。

自動車メーカー 2025年の販売台数予想

EV業界の関係者が口をそろえて言うのは、バッテリーのサプライチェーンが非常に重要であるということです(テスラはこれを非常に早い段階で理解していました)。
EVを大量に販売しようとする自動車メーカーは、まずバッテリーパックの製造工場を設立し、セルの供給を確保し、十分な原材料を確保しなければなりません。どの自動車メーカーが本気で電気自動車を作ろうとしているのかを知りたければ、このサプライチェーンのピースを組み立てるために何をしているのかを調べてみるといいでしょう。

フォルクスワーゲンは、ブラウンシュヴァイク工場でのバッテリーシステムの生産を拡大し、バッテリーのパイロットリサイクル工場を設立し、北米市場向けのEVを製造しているチャタヌーガの拠点にバッテリーエンジニアリングラボを設置しています。フォルクスワーゲンは、2030年までに欧州で6つのバッテリー工場を建設する予定です。EVボリューム社は、フォルクスワーゲンが2025年には12%のシェアを持つ第2位のEVメーカーになると予想しています。

他の自動車メーカーも、バッテリーが肝要であることをよく理解しています。フォードはSKイノベーション社と合弁会社を設立し、ケンタッキー州とテネシー州に3つの巨大な電池工場を新設しました。
GMは最近、ミシガン州に新しい電池開発施設を建設する計画を発表しました。EV ボリュームでは、2025年のEV販売台数は、GMが中国の合弁会社である上汽通用五菱汽車社やSAIC社と合わせて8%のシェアを持つ第3位、次いで現代・起亜自動車が6%のシェアを確保すると予想しています。
現在、電気自動車市場でそれなりのシェアを持つルノー・日産・三菱連合やBYDは、シェアを落とし、ステランティスグループに追い越されると予測しています。
興味深いのは、現在EVに否定的な2大勢力であるBMWとトヨタが躍進し、2025年には少ないですが3%のシェアを獲得すると予想していることです。

下のようなグラフは興味深いですが、この実現には大量のリチウムを使用する必要があります。
電気自動車ではさまざまな要因でうまくいかないことも考えられます。

電気自動車ランキングと将来予想


主要なニューモデルや新工場の立ち上げが遅れ、振り出しに戻ることもありますし、経営陣の交代や政治的な風向きの変化によって、発表した野心的なEV計画を断念することがあるのは、歴史が証明しています。

また、テスラは世界で最も強力なブランドのひとつであり、定期的に新しいイノベーションを発表する、動きの速いターゲットであることも指摘しておきたいことです。
世の中の専門家が想定しているほど、シェアの大幅な低下を甘んじて受け入れないかもしれません。

この記事はこのサイトの一部を引用・翻訳・編集し、一部追加して作成しています。

単に自動車だけでなく、Dojoというスーパーコンピューターやピュアビジョン方式の自動運転、超大型鋳造機ギガプレスを使った型破りな製造など、たぶん追いつけるメーカーは無い、ということなのだと思います。

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