消費者の車に対する愛情は、本当に価値のあるものです。自動車メーカーの信頼性評価がどうであろうと、メディアでどれだけ否定的な報道がなされようと、顧客の忠誠心は他の追随を許さないものです。そういう意味では、テスラに反発する傾向のあるコンシューマー・リポート社でさえ、「最も満足度の高い車」のリストにこのカリフォルニアの電気自動車メーカーテスラの車が多く含まれていることを認めています。
車を購入することは一つのことですが、同じ車を2回目に購入することは、少なくとも購入した車に完全に満足していない限り、ほとんどの人がしないことだと思います。今回、コンシューマー・リポート社が実施した「自動車に関する年次調査」では、この点を明らかにしました。この調査の目的は、「今乗っている車を、機会があれば再び購入するか」というシンプルなものです。
この調査では、車の快適性、運転のしやすさ、電子機器の操作性など、車を所有する上でのさまざまな側面を取り上げています。
私たちは、車のオーナーを対象に、最も満足度の高い車を調査しました。 トップ3にランクインしたのは、テスラモデル3、起亜テルライド、テスラモデルSの順でした。
コンシューマー・リポート誌の自動車テスト担当シニアディレクター、ジェイク・フィッシャー氏は、年次自動車調査の目的について次のように述べています。
「オーナーがクルマとの生活をどのように楽しんでいるのか、新車の最初の興奮が冷めた後、品質や機能についてどのように感じているのか、を知りたいのです」
コンシューマー・リポートが実施した2021年の年次自動車調査によると、テスラのモデル3は、今、米国で最もユーザー満足度の高い車です。
このモデル3に次いで、より大きくガソリンを消費する内燃機関車の起亜テルライドが2位に続いています。ただ、その次の3位にはテスラモデルSが位置しています。
加えて、テスラモデルYは米国で最も満足度の高い車の第5位にランクインしており、運転の楽しさを象徴するような小型スポーツカーであるマツダMX-5ミアータをわずかに上回っています。これはテスラにとって非常に象徴的な結果です。今回のコンシューマー・リポート誌が実施した年次自動車調査では27ブランドを対象に調査を行っています。
特に興味深いのは、コンシューマー・リポート誌がモデル3について懸念していること、特にインフォテインメントシステムに関する懸念が、この電気自動車のオーナーにとっては問題ではないようだということです。
コンシューマー・リポート誌のテスラ車に対する信頼性評価には、塗装、トリム、ボディパネルなどのかなり特殊な要素が含まれているため、同誌によると、テスラが抱える「これまでの信頼性の問題」も、この電気自動車のオーナーにとっては気にならないようです。
イーロン・マスクCEOは、コンシューマー・リポート誌の年次自動車調査の結果に満足しているようで、マスクCEOがツイッターで同誌に賞賛のコメントを寄せています。
今回の調査結果は、図らずもテスラが他に類を見ない自動車であることを証明しています。テスラが提供する所有体験は非常に特別で、従来の自動車と比較することは非常に困難です。
これはある意味、初代iPhoneを当時のフラッグシップモデルであるノキアの機種と比較するのが難しかったのとよく似ています。
この記事はこのサイトの一部を引用・翻訳・編集し、一部追加して作成しています。
数年後にその時のソフトだけでなくハードもアップデートされたテスラを買うことに同意します。
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