プラグイン自動車シェア、10%超が16カ国、20%超が6カ国!

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特に、欧州連合(EU)が自動車メーカーに対し、より効率の良い自動車(EV)を販売しなければ多額のペナルティを支払うことを要求したおかげで、プラグインEV市場は(良い意味で)この1年で爆発的に拡大しました。

またこの動きは急ですが、各自動車メーカーは、高効率なEVを生産して上手に販売すれば、消費者は本当に何百万台もEVを買ってくれることを知ったのです。

新車販売台数の10%がプラグインハイブリッド車であるという節目を越えた国は、調査できる範囲で以下の16の国だけです。ご覧のように、15カ国はヨーロッパの国々で、16番目は中国です(2021年上半期のプラグインオートマーケットシェアに基づく)。

以下では、これら16ヶ国のプラグイン自動車市場について、簡単にまとめてみたいと思います。

注)完全電気自動車(BEV)だけを取り上げずに、プラグインビークルをまとめて取り上げると、怒る人がいます。また、BEVだけを取り上げると怒る人もいます。しかし、このような大局的な見方をすることで、異なる市場がどのようにプラグインビークルの移行に取り組んでいるかを知ることができるので、一緒に見る価値はあると思います。今回はプラグイン自動車に焦点を当て、次回は純粋なBEVの統計に焦点を当てることを考えています。

まず最初に、2012年から2021年までの16カ国におけるプラグインビークルのシェアの推移を、2021年のトップ市場から「最も成熟していない」2021年のEV市場までを確認していきましょう。

国別のハイライトに入る前に、これらの市場の2020と2021年比較のチャートを紹介します。

2020年プラグイン自動車シェアランキング
2021年上半期プラグイン自動車シェアランキング

第1位 ノルウェー

ノルウェーは明らかにプラグインカー市場の王者であり、何十年もそうであり続けています。プラグイン車のシェアは常に他のどの市場よりもはるかに高く、ウィキペディアやビジネスの教室で見かける標準的なS字カーブのチャートから予想されるように、S字カーブを登り続けています。それでも、見ていて目を見張るものがあり、この国が今、新車販売のプラグインのシェアを80%以上にまで高めていることは驚くべきことです。

北欧の皆さん、ありがとうございます。

2021年、これまでにノルウェーで最も売れたプラグイン車のトップ3は以下の通りです。1)Tesla Model 3(9%)、2)Volkswagen ID.4(6.2%)、Toyota RAV PHEV(5.9%)となっています。そうです、「RAV4 PHEV」です! その車の存在すら忘れていました。

第2位 アイスランド

アイスランドは2位でした。もちろん、アイスランドはノルウェーよりも人口が少なく、どこにも橋がない小さな島なので、これまで見過ごしていました。

とはいえ、小さな島は世界中にたくさんありますし、アイスランドはこの業界で大きな賞賛を受けるに値する真のリーダーです。

そして、私が失望したのは、そのような小さな内陸部であっても、PHEVがBEVをリードしていることです。2021年のプラグインモデルのトップ3は 1)三菱アウトランダーPHEV(市場シェア10.7%)、2)テスラモデル3(9.5%)、3)日産リーフ(6.3%)。アイスランドの問題の一部は、十分な数のBEVが割り当てられていないことなのかもしれません。

第3位 スウェーデン

スウェーデンは長い間、プラグインハイブリッドに依存してきましたが、2021年にはさすがにBEVのシェアも10%を超えました。また、スウェーデンで好まれている自動車メーカーの中には、基本的にボルボやドイツの各高級ブランドがそうであるように、今後2~3年でますますBEVにシフトしていくと予想しています。三菱のアウトランダーPHEVも長い間、スウェーデンで人気を博しています。フォルクスワーゲンID.4、テスラモデルY、シュコダエンヤックなど、航続距離の長いSUVが増えてくると、このセグメントの市場がどうなるか見ものです。

2021年の売れ筋トップ3は 1)ボルボXC60 PHEV(6%)、2)ボルボV60 PHEV(5.3%)、3)起亜Ceed PHEV(5.3%)です。(ID.4は5%のシェアで既に4位)。

第4位 フィンランド

フィンランドはスウェーデンの真似をしているようですが、それはそれでいいと思います。もちろんアメリカの真似をするよりはいいからです。フィンランドで販売されているプラグインハイブリッド車が、BEVライフへの足がかりとして役立つことを願っています。

2021年のプラグインハイブリッド車の販売台数トップはボルボXC60 PHEV(シェア6.8%)、2位はシュコダ・オクタビアPHEV(4.7%)、3位はフォルクスワーゲンID.4(4.4%)となっています。

第5位 デンマーク

北欧諸国にはあるパターンがあるようです。北欧ではプラグインハイブリッド車が主流です。しかし、BEVもここ2、3年で大きく成長しています。

この市場では、フォード Kuga PHEVがリードしています。次いで、Peugeot 3008 PHEV(4.6%)、Toyota RAV4 PHEV(4.5%)と、PHEVが続いています。

第6位 ドイツ

ドイツは、ここ1年ほどのEV業界の中で、最も注目されている国のひとつです。いきなりトップに躍り出たことと、巨大な自動車市場であることが理由のひとつです。ドイツではPHEVの普及が進んでいますが、その比率は北欧諸国ほど偏っていません(ノルウェーはもちろんBEVのチャンピオンですが)。

歴史的に見ると、ドイツ市場は、フランス車の「Renault ZOE」(シェア6.7%)、ドイツの小さなモデル「Smart Fortwo」(シェア3.9%)、そしてカリフォルニアの「Tesla Model 3」(3.8%)という奇妙なトリオでリードされています。

しかし、2021年になると、ドイツの一般的なボディタイプへのシフトが明確になり、Volkswagen e-Up! (5%)、Tesla Model 3(4.5%)、Volkswagen ID.3(4.3%)となっています。

第7位 オランダ

オランダほどジェットコースターのようなEV市場はありません。さまざまな補助金の変更や、税制の変更に過敏に反応する国民性のため、オランダの市場は荒れています。とはいえ、オランダは常にリーダー的存在であり、今後2、3年のうちにBEVやEV全般にさらなる上昇気流が訪れることを期待しています。

このワイルドな市場でのリーダーとしては、歴史的には、テスラモデル3が11.7%のシェアで1位、三菱アウトランダーPHEVが9%のシェアで2位、ボルボV60 PHEVが5.3%のシェアで3位となっています。

しかし、2021年は、1)Skoda Enyaq(6.5%)、2)Volvo XC40 PHEV(5.9%)、3)Kia Niro EV(5.1%)と、大きく様変わりします。風向きは変わってきています。

第8位 ルクセンブルク

アイスランドのように、このような小さくて珍しい場所をランキングに加えるのは難しいのですが、ルクセンブルグは統計的にも優れており、トップ8に入るにふさわしいと思います。また、市場ではプラグインハイブリッド車の比率が高いですが、BEVの比率も高くなってきています。

特に、この市場でどのモデルがリードしているのか気になったので、ヒストリカル(車両全体)のシェアを見てみたところ、テスラ「モデル3」が7.9%で1位、ルノー「ZOE」が5.5%、スマート「フォートゥー」が3.3%と、トップ3にかなりの車種が入っていることに驚きました。

しかし、2021年には、1)Tesla Model 3(6.8%)、2)Mercedes GLE350e/de(6.4%)、3)Fiat 500e(4.4%)と、かなり常識的な状況になっています。

第9位 スイス

スイスのEV市場は、ようやくBEVがプラグインハイブリッドを上回るようになった市場です。しかし、この1年から1年半の間に、どちらのパワートレインも急激に伸びていることがわかります。

この豊かな市場の中で、プラグインのトップモデルを見てみると、おなじみの顔ぶれが並んでいます。1)Tesla Model 3(9.9%)、2)Volkswagen ID.3(6%)、3)Renault ZOE(3.9%)。

第10位 オーストリア

BEV先進国の仲間入りをしたオーストリアは、最近のBEV-PHEV比率が最も高い国の一つであり、昔からそうでした。そのトップ3モデルを見てみると 1)Tesla Model 3(11.2%)、2)Volkswagen ID.3(7.3%)、3)Volkswagen ID.4(5.6%)となっています。

第11位 フランス

最近のフランス市場は、BEVとPHEVがほぼ半々になっています。歴史的に見ても、この市場は非常にBEVが多いです。今回のPHEVの急増は、第一に、各自動車メーカーがペナルティを回避するためにあらゆる手段を講じていること、第二に、一部の自動車メーカーがPHEVに大きく傾倒していること、そしてそれを強く押し出していることを示しています。

今年のフランスでのトップ3モデルは、以下の通りです。1) Tesla Model 3 (9.1%), 2) Renault ZOE (7.5%), 3) Peugeot 3008 PHEV (6.5%)です。

第12位 ポルトガル

ポルトガルは、少し前まではEV市場のトップでしたが、他の市場が目覚めたため、今年は12位に落ちてしまいました。しかし、このリストに掲載されている国の多くが非常に裕福であることを考えると、ポルトガルは依然としてこのリストで注目すべきリーダーです。

今年のプラグインカーのトップ3は以下の通りです。1)ボルボXC40 PHEV(5.2%)、2)テスラモデル3(5%)、3)日産リーフ(4.6%)。

第13位 ベルギー

上述の他の市場では、プラグインハイブリッド車に頼って高いEV市場シェアを獲得していることを指摘しましたが、この点ではベルギーが最もPHEVの比率が高い国であるようです。2021年上半期のベルギーの自動車市場では、プラグインハイブリッド車が11.6%を占めているのに対し、ピュア電気自動車は3.7%にとどまっています。

プラグイン車の上位3車種は、1)ボルボXC40 PHEV(5.9%)、2)メルセデスGLE350e/de(5%)、3)BMW X5 45e(4.9%)と、いずれもプラグインハイブリッド車でした。

第14位 英国

このグラフではわかりにくいのですが、英国のホットなプラグイン市場はBEV側に傾いています(2021年は8%対2020年6.9%)。しかし、最大の驚きは、2020年にEVの販売台数が大幅に増加したことです。

この市場では、Tesla Model 3が10.9%と圧倒的な強さを誇り、BMW 3-Series PHEV(4.7%)、Kia Niro EV(4.3%)がそれに続いています。

第15位 アイルランド

アイルランドは、2019年が比較的好調で、EV市場シェアの上昇が少し強かった状況です。

今年のプラグインビークルのトップ2モデルは、注目の新製品「ID」の兄弟車である「ID.4」(9.2%)と「ID.3」(7.2%)です。そして、おなじみのテスラ「モデル3」(6.9%)が、上記の市場のうち9つでトップ3に入りました。

第16位 中国

中国の各年のPHEVとBEVの統計データがありませんが、上のチャートは、中国市場における2012年から2021年のプラグインビークルのシェアを表しています。2021年上半期の中国におけるプラグイン自動車のトップ3としては、1)Wuling HongGuang Mini EV、2)Tesla Model 3、3)Tesla Model Yとなっています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

エネルギー資源の無い日本が、プラグイン車のシェアで中国にすら負けている‥‥‥。

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