テスラ中国、モデルYの大量生産とスーパーロングレンジタイプを計画!

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上海工場でのモデルY、1日1000台製造を突破

テスラギガ上海は、モデルYを1日あたり1,000台生産しており、モデル3の生産台数である1日あたり800台を上回っていると報じられています。テスラは先週、ギガ上海のモデルYラインを4日間停止し、製造設備の更新を実施したことで、この偉業を達成できたと報じられています。

「先週、テスラの上海工場で4日間のオーバーホールを行った結果、モデルYの生産能力は1日あたり1,000台に達しました。この日ごとの生産能力は、モデル3の(1日当たり)800台を超えています。モデルYの生産は、大量生産の段階に入ったと言えます。テスラが以前から計画していたように、Q3の主な生産は輸出用です」と、ドローンオペレーターの乌瓦(WuWa)はギガファクトリー上海の最新ビデオで指摘しています。

中国上海にあるテスラのギガファクトリーは、世界市場への主要な輸出拠点に位置づけられました。ギガ上海は、テスラでの新たな役割により、欧州への最初のモデルY輸出で第3四半期を力強くスタートしました。

テスラ中国は既に、第3四半期の最初の月に8,000台以上のモデルYを輸出すと報告しています。また複数のテスラオブザーバーが、ノルウェーとベルギーでのモデルYの販売をすでに確認しています。

また、ギガ上海工場は欧州への輸出だけではなく、週末には、ルチャオ港のターミナルで、モデル3を積載した船団がTriton Aceの船に乗り込むのが目撃されています。この船はシンガポールに向かう予定の船です。

最近のモデルYの生産台数は、テスラ社とイーロン・マスク氏のこのクロスオーバーに関する予測を裏付けるものです。

モデルYは、テスラのモデルS、モデルX、モデル3の合計販売台数を上回ると予想されています。また、テスラは近い将来、ピックアップトラックを含むあらゆるカテゴリーにおいて、モデルYを世界で最も売れている車にすることを目指しています

7月、ギガ上海は合計24,347台のテスラ車を海外に輸出しました。モデル3の輸出台数は、依然としてモデルYの輸出台数を大きく上回っています。テスラ中国は、16,137台のモデル3を海外に出荷しましたが、モデルYは8,210台でした。

しかし、ギガ上海工場のモデルYの生産台数がモデル3の生産台数を上回るようになると、次の四半期には輸出台数に変化が生じる可能性があります。

テスラギガ上海の最新情報は以下のビデオをご覧ください。

新しい「スーパーロングレンジ」バージョン

テスラは、2020年初頭からEVメーカー激戦の場となっている中国市場に、航続距離が約400マイル(約640km)に近いモデルYを投入しようと計画しているようです。

テスラは、規制当局に対して397マイル(約639km)の航続距離を持つモデルYの「スーパーロングレンジ」バージョンを申請しており、これにより同社の全ラインナップの中で最も長い航続距離を持つ車の一つとなります。

テスラのウェブサイトによると、モデルSロングレンジの航続距離はEPA(米国環境保護庁)推定値で405マイル(約652km)であることから、今回申請されたモデルYの新しいバリエーションの航続距離見込みは、同社のラインナップの中で距離が2番目に長い車両ということになります。

先週末にThe Drivenが発見したモデルYの中国での申請内容によると、中国のNEDCサイクルに基づいて、新たに登録された車両の航続距離は397マイル(約640km)となっていました。

これは、より厳格で現実の利用実態に近いとされるEPA(米国環境保護庁)サイクルに換算すると351マイル(約565km)になりますが、公称航続距離は400マイルに達する可能性があり、最近のBEVクロスオーバー市場において競合他社に対するモデルYの優位性をさらに高めるものとなる可能性があります。

テスラは今月初め、ギガ上海工場製造のクルマで5種類のモデルYの生産を申請しました。テスラは今年に入ってから、モデル3とモデルYを欧州に輸出しており、1月には中国で生産されたモデル3が初めて欧州に上陸し、上海製のモデルYは、早くも8月中旬には欧州に到着し、まさに今週から納入が始まったばかりです。

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GIGA上海工場

テスラは、より長い航続距離を実現するために、より効率的なバッテリーセル組成を導入し、より多くの販売を実現するために長い間努力してきました。

テスラは、上海で生産されるモデルに、サプライヤーであるCATL社が提供するリン酸鉄型リチウムイオン(LFP)バッテリーを採用しています。上海の組立工場が正式に顧客への納車を開始した2020年初頭からCATLと提携しています。

先に述べたように、先週、テスラの上海工場で4日間のオーバーホールを行った結果、モデルYの生産能力は1日あたり1,000台に達したようです。この1日あたりの生産能力は、モデル3の1日あたり生産台数800台を上回っています。
つまり、中国におけるモデルYの生産は、大量生産のフェーズに入ったと言えます。

モデルYは、CEOのイーロン・マスク氏のような同社幹部によると、来年には全電気自動車のクロスオーバーがテスラで最も人気のある車になり、さらに2022年か2023年にはICE車(内燃機関車)含めて世界で最も売れる自動車になると予想しています。

この記事はこのサイトこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

1日に1,000台も生産すれば、それだけで年間30万台以上生産できそうです。モデル3が日産800台なら、50万台も超えますね。

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