テスラ、欧州の洪水被災地にてスーパーチャージャー無料貸し出し

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ここ数日ヨーロッパでは、気候変動の影響によるのか、過去20年間で最も壊滅的な洪水が発生しています。数百人が亡くなり、数千人が行方不明になっています。テスラは、人々が一刻も早く安全な場所を見つけられるよう、ドイツ、オランダ、ベルギーの洪水被害を受けた地域でスーパーチャージャーを無料で利用できるようにしました

今日現在、ヨーロッパでは、大規模な洪水を伴う豪雨により、壊滅的な状況が続いています。各地で数百人が死亡、数千人が行方不明となっています。ドイツ、オランダ、ベルギーが最も大きな被害を受け、多くの地域で混乱が生じています。この自然災害は、チェコ共和国、ルクセンブルグ、フランスにも影響を与えました。スイスのベルンとルツェルンの各都市は、新たな 「大災厄の洪水」に備えています。

ドイツでは救助活動が続いています。ドイツ西部の一部では、洪水のために車の通行が制限され、道路が閉鎖されています。ドイツで最も人口の多いノルトライン・ヴェストファーレン州の大部分で鉄道が運休しています。また、各地のダムでは、豪雨のためにダムの容量が限界に達し、崩壊の危機に瀕しています。

オランダでは、大雨によりオランダ南部の都市機能が麻痺しました。老人ホームやホスピスを中心に、数百人が無事に避難しましたが、数百の家がまだ停電状態で、下水道の逆流により水が飲めない状態になっています。

同じくベルギーでは大雨により大洪水が発生しました。6つの州が暴風雨に見舞われ、数百の民家といくつかの橋が破壊され、住宅や道路が浸水しました。ワロン州では、鉄道の運行が停止しています。土砂降りの雨により、電気、ガス、電話のネットワークも混乱しています。ベルギー軍は、最も被害の大きかった居住区から住民を避難させています。

このように大規模な災害により人々の生命と健康が脅かされていることから、テスラはこの地域の顧客の支援に乗り出しました。被災地であるドイツ、オランダ、ベルギーのテスラオーナーには、7月18日からスーパーチャージャーを無料で利用できることになり、その旨をユーザーにメールで知らせしました。これにより、同社のユーザーは、自分自身や家族が安全に過ごせる場所に安全にたどり着くことが可能になります。

「オランダ、ベルギー、ドイツで洪水の影響を受けた地域で無料で充電可能です。
日曜日より、オランダ、ベルギー、ドイツで発生した洪水の影響を受けた地域で、一時的にスーパーチャージャーを無料で開放しています。これにより、お客様が安心して安全な場所に移動することができるようになることを願っています。いつものように、車のタッチスクリーンで任意のサイトをタップすると、現在の価格が表示されますが無料です。みなさまの安全な旅を願っております。」

テスラのこのような顧客を第一に考える姿勢は、以前からよく見られます。これまでにも、アメリカ、オーストラリア、中国、ヨーロッパなどで自然災害が発生した際には、被災地での無料充電を実施してきました。これは、人の命を大切にする姿勢の表れです。ガソリンスタンドでは、緊急時に必要な燃料を値上げするようなことが多く見られますが、テスラは顧客の車の充電料金を負担することで、危険な地域から一刻も早く脱出できるようにしています。

この記録的な降水量は、大気中のCO2濃度の上昇による地球温暖化が原因と考えられています。その原因のひとつは、環境を著しく汚染する内燃機関(ICE)を搭載した自動車にもあると言われています。このような状況が、政府や自動車メーカー、そして人々に、ICE車から電気自動車への一刻も早い移行を真剣に考えさせるきっかけになることを期待したいと思います。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

洪水に見舞われた方は、お気の毒ですが、このような洪水時に、写真のように水深のある場所に電気自動車突っ込んでも漏電とかしないのですかね。

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