テスラ、生産・納車において「Plaidモード」に

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テスラが2021年第2四半期の半ばでにクルマを売り切った瞬間から、テスラが販売・納車した車両の数が記録を更新することはわかっていました。20万台以上の車両を販売したことで(そして納車したことで)、テスラは記録を更新しただけではありません。
いわばPlaidモードになったのです。これは何を意味するのでしょうか?HyperChangeのガリ氏は、今年のテスラの生産能力が年間80万台を確実に超えることを指摘しました。(テスラは第2四半期に206,421台を生産したので、単純にこれを4倍すると825,684台になります。)
ガソリン車に比べれば少ない台数ですが、電気自動車やクリーンエネルギーを志向する人たちにとっては画期的なことです。また、多くの人がかつてテスラは失敗すると言っていましたが、これも大きな変化です。

映像の中でガリ氏は、常にマスコミはネガティブな記事を書き立てますが、本当に重要なのは実際にテスラが何台売れたかということだと指摘しています。この第2四半期は、テスラにとって新たな記録であり、前年比で100%以上の増加となりました。
これは、年間80万台以上のペースであると指摘しています。ループベンチャーズ社は、第2四半期にテスラがいくつかの課題を抱えていたにもかかわらず、前年同期比122%の成長は特に注目に値すると指摘しています。
その課題のひとつが、自動車業界全体の生産を停滞させているチップ不足の継続です。ループベンチャーズ社は、過去の傾向から2021年の総販売台数は85万~90万台になると見ており、これはクリーンテクニカ社の2021年の販売台数予測901,450台に近い数字です(この予測は、新たなギガファクトリーの進捗状況や第3四半期の数字によっては下方修正される可能性があります。)

ガリ氏は特に前年比122%の成長を記録したことを強調しました。昨年はパンデミックで売り上げが落ち、今年は回復途上の経済状況ですが、半導体不足の状況などを考慮すると、テスラはかなり健闘していると指摘しています。

ガリ氏
世界的なチップ不足にもかかわらず、生産台数は2倍以上になっています。フォードのような他の自動車メーカーは、第4四半期に約45万台を出荷していますが(編集部注:これはフォードブランドの米国内での販売台数であり、世界全体での販売台数やフォードモーターカンパニー全体での販売台数ではありません)、テスラはこれらの巨大な自動車メーカーの規模に急速に追いつき、すでに高い利益率を実現しています。このグラフを見ていただければ、四半期ごとにテスラが驚異的な成長を遂げていることがお分かりいただけると思います。

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https://youtu.be/mk7VWcuVOf0

ガリ氏は、2021年においてほとんど販売されていないモデルSとモデルXを除外すると、モデルYの販売が急増していることがよく分かると指摘しています。また、モデルSだけを見た場合、先日お披露目されたモデルチェンジの影響も少し出ています。第1四半期にテスラはこの2つのモデルの製造をほぼ中止しており、両方のPlaidバージョンの製造に切り替えるのに時間がかかり、製造・販売は少ない結果になっています。

ガリ氏
「今年全体でもモデルSとモデルXの合計が2,000台を下回っています。Plaidモデルがリリースされたことでこれからターボチャージがかかることでしょう。この2台は生産を開始したばかりです。過去の実績から、ご覧のようにテスラはモデルSとXを四半期ごとに25,000台出荷しています。」

テスラの次の2四半期

ガリ氏は、テスラの次の2四半期の結果を予想する上で、いくつかの考慮すべき点があると指摘しています。
第一の要因は、フリーモント工場の生産能力がほぼ限界に達していることです。ガリ氏は、モデルSとモデルXを除いては、生産量を大きく伸ばすことはできないと指摘しています。モデルSとモデルXの生産が軌道に乗れば、四半期ごとに3万台近くの生産が可能になると予想しています。

第二の要因は、稼働開始以来、拡大を続けているギガファクトリー上海です。モデルYとモデル3の生産拡大が進んでおり、工場の拡張は今年の残りの期間の出荷台数の増加につながると考えています。

ガリ氏は、テスラの最新工場であるギガ・テキサスとギガ・ベルリンについても触れ、これらの工場は稼働を開始するものの、それは年末に近い時期になるだろうと予想しています。今年中に実現できるこの2つのギガファクトリーでの生産は小規模であり、今年の販売台数にはあまり影響しないと考えられます。

更に第3の点は、テスラが第1四半期と第2四半期に上げた収益です。ガリ氏は、テスラの第2四半期の納入実績に基づくと、この四半期だけでテスラの収益は110〜120億ドル程度になるのではないかと推測しています。これらの実績を見ると、テスラの時価評価額は5,000億ドル、6,000億ドル、7,000億ドルの範囲が妥当であるというのが彼の結論です。また、この数字は前年比で100%以上の上昇となります。

ガリ氏
「テスラのこの勢いのある納車を見ると、現時点での時価総額は非常に妥当な評価だと思います。人々はテスラ車を愛しており、今、テスラは天文学的な成長を遂げているように思えます。これは大きな数字です。しかし、これはほんの始まりにすぎません。2030年までに、テスラは年間2,000万台の自動車を販売するといっています。今はまだ80万台だけど 今後10年間で、テスラの生産台数は25倍になる可能性があるのです。」

ガリ氏は、「テスラはこれからもずっと成長し続けるのだから、私たちはこの状況に慣れる必要がある」と指摘しています。ガリ氏のビデオは、上のリンクまたはここをクリックしてご覧いただけます。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

このペースだと年間2000万台に到達するのはもっと早いかも。

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