ニコラ・テスラの誕生日に公開されたFSD beta V9.0

fsdv9 TESLA News

検証の作業が実際に遅れていたかどうかともかく、前回のバージョン8.3からかなりの進歩が見られる今回のFSD beta V9.0ですが、実はテスラ社の名前の由来となっている電気技師であり発明家でもあるニコラ・テスラの誕生日1856年7月9日(現地時間)に公開されていたようです。特に今回のバージョンアップは、これまでに相当程度長い期間「進化」が語られてきましたので、FSDのベータテスターがアップロードした映像や画像をいくつかまとめて紹介したいと思います。

芸術的な映像

https://www.notateslaapp.com

この色使いの意味はこれから徐々に判明してくるのだと思いますし、特に夜のこのカラフルな画像を見ていると「mind of car」(クルマが見ている光景)というのもなんとなくわかるような気がします。
新しいビジュアライゼーションはよりシンプルで芸術的になっているのだと思います。

スムーズな追従

オレゴンのハイウェイからクラウンポイントまでをテスラモデル3のFSDベータV9で走っています。
結構なスピードが出ているなかで、ワインディングロードも非常にスムーズに追従している用に見えます。

突然の歩行者

ショッピングモール内の道路でFSDベータV9を為井してる映像。速度は比較的ゆっくりですが、運転者が気づいていない歩行者にテスラが気づいて安全な距離を保って止まり、通過した後サイド動き出します。
公道でもないところで試すものどうかとは思いますが、実際にはこうした場面は日常的に起こります。
カメラにだけ頼るというのはこうした事態に対処可能だからでしょう。ショッピングモールの中に高精細地図データが備えられるのは、相当先の将来でしょうから。

歩行者に道を譲る

かなり人通りが多いビーチ周辺をFSDで通行していている映像です。通常のオートパイロットでは、こんな場合クルマが停止した上でオートパイロットが解除されてしまう場合が多いですが、この映像では、安全にゆっくり歩行者の横断を待ってから進んでいるように見えます。
それにしてもレンダリングされている自動車の数も多いですね。

レンダリング能力向上

https://twitter.com/Kristennetten/status/1414062867221913601

今回のFSDベータV9での最も大きな進化は、このビジュアライゼーションの能力のような気がします。簡単に言うと、現在のFSD8.3のレンダリングは、一番と多くても5m位先のものがレンダリングされる程度で、横を通り抜けていくクルマの映像は、かなり近づいてからでないと現れず、通り過ぎる瞬間に映る程度です。
一方、これまでFSDベータV9の映像や画像を見ていますと、明らかに「視野が広がってる」と思われます。かなり遠くの車両や、前だけでなく後ろや横のものをたくさん映し出すことが出来ています。加えて、写真にあるように、クルマの形状のバリエーションも増えています。

霧の中

カメラ映像だけに頼る場合、こうした悪天候への対応がどうか、と誰しもが思うところです。ただ、この映像を見ていると、人間の視力以上のものが見ているような感じもします。
夜間の霧の中でもFSDが問題なく機能しているよいうに見えます。

サンフランシスコのダウンタウン

サンフランシスコのダウンタウンをFSD beta V9で走行する映像ですが、結構危ない場面も多いです。駐車している車に向かって曲がっていったり、加速しようとしたり、車線をまたいだり、やはり本当の自動運転までの道のりはまだまだ長いと感じます。

この最後のサンフランシスコの映像を見ていると、やはり完全自動運転というには、なかなかまだまだという印象です。

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