リヴィアンが生き残るために幹部は「工場に住む必要がある」、イーロン・マスク氏

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イーロン・マスク氏は米国の新興EVメーカーでAmazonが出資するリヴィアンに、今後のおよそ6四半期後に予測される「倒産」を乗り越えて生き残るためのアドバイスをしました。

今後の6四半期で倒産

2月22日未明、マスク氏がルーシッドを批判する一方で、リヴィアンにちょっとしたアドバイスをしていました。マスク氏が共有した予測によると、リヴィアンは倒産により閉鎖を余儀なくされるまでに、およそあと6四半期、つまり1年半は生き延びることができるとのことです。これは現在の赤字のキャッシュフローによる単なる予測です。

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しかしマスク氏は、リヴィアンは会社を救い、EVの開発を続けることができると考えており、3月上旬に発売予定のR2プラットフォームを手始めに、現在のR1ラインナップよりも手頃な価格のEVを開発する予定です。

マスク氏は、リヴィアンは「大幅なコスト削減」をしなければならず、リヴィアン幹部は今後24時間体制で生産ラインに貢献することを約束すべきであり、そうでなければ存続の見込みはないと述べています。

(リヴィアンは)コストを大幅に削減する必要があり、(リヴィアン)幹部チームは工場に住み続ける必要があり、そうでないと死んで(倒産して)しまいます。

私ももっと苦痛を感じていたかった

テスラのモデル3立ち上げの「生産地獄」の段階でもマスク氏は同じことを行い、北カリフォルニアのフリーモント工場に「住んで」いました。また、ギガファクトリー(ネバダ州)にも住んだことがあると述べています。

テスラのCEOは、社員が会社を存続させることに全力を注いでいる間、休暇を過ごしたり、贅沢な暮らしをしていたくなかったと述べています。

彼はまた、2018年のブルームバーグとのインタビューで、自分の状況が従業員より良くなることを望んでいなかったと述べました。

「私が床に寝たのは、道路を渡ってホテルに行くことができなかったからではありません。それは会社の誰よりも自分の境遇が悪くなることを望んだからです。 みんなが苦痛を感じるたびに、私ももっと苦痛を感じていたかったんです。」

リヴィアンは、四半期を追うごとに赤字幅を縮小しているため、今後は良い状態になるかもしれません。また、経費節減のために従業員を削減することも発表しており、マスク氏の提案のひとつはすでに達成されています。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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