アップル、より現実的なEVを目指し2028年発売へ向けて機能を削減

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アップルは2028年に電気自動車の発売を目指しており、「限定的な自動運転」を搭載する計画であるとブルームバーグが新たに報道しました。

レベル2の自動運転

数年前にドライバーレスの電気自動車を開発することを望んでいたアップルは、導入するEVへの期待を縮小しています。今回のレポートによると、アップルはテスラ完全自動運転に似たレベル2の自動運転システムで車を開発したいとのことです。

米国自動車技術者協会のレベル2の自動運転は、依然としてドライバーがコントロールし、常に車両を監修している必要があります。しかし、ステアリング操作やブレーキ/加速のサポート、車線中央維持、アダプティブ・クルーズ・コントロールは提供されます。

アップル・カーが新型車を開発するにはおよそ4年かかるとみられており、何をもたらす予定なのかについては控えめな姿勢を見せています。

極めて重要な瞬間

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過去数年間、私たちはアップル・カーの開発と、プロジェクトを推進するための同社の試みを毎回取り上げてきました。当初はトヨタのような企業と協力して車両を開発する予定でした。また、自動運転用のチップでTSMCと協力する計画もありましたが、その計画はまったく野心的すぎました。

やがて事態は冷え込み始め、テスラにも在籍していたシニア・エンジニアリング・ディレクターのマイケル・シュヴェクチュ博士のような、このプロジェクトで注目された人材がアップルを去り、エアタクシーのスタートアップ、アーチャー・アビエーションに移籍しました。

アップルは、同社の車両計画について直接コメントすることはこれまで全くありませんでした。

しかしブルームバーグは、アップルがより合理的な発売日を見つけ、初期のEVに関してより現実的な期待を持てるようになったことは、プロジェクトにとって「極めて重要な瞬間」であると述べています。もしアップルが少ない機能で市場に投入できなければ、プロジェクトを完全に断念する可能性が高いでしょう。

2015年に発表されたアップル・カーは、しばらくの間停滞していました。しかし、アップルの取締役会はティム・クック最高経営責任者(CEO)に対し、プロジェクトをより具体的にする計画を出すか、完全にあきらめるかを迫ったとしています。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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