もはや終了?アップルの自動運転車、アップル・カーのプロジェクトは「全く見通しが立たない」

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アップルの長年議論されてきた自動運転車開発プロジェクトは、今年に入り特に非常に静かな状態が続いており、今回の新たなレポートによると、もしすぐに量産体制に入りたいのであれば、このプロジェクトは何らかの手を打つ必要があるようです。

全く見通しが立たない

Appleのアナリストであるミンチー・クオ氏のXへの投稿によると、アップル社内で「プロジェクト・タイタン」と呼ばれているアップル・カーの開発は、MacRumorsが報じているように、「全く見通しが立たない」ようです。同アナリストはまた、アップルが当初のタイムフレームで市場に参入するためには、買収戦略に移行する必要があるかもしれないと付け加え、直近では2026年までに消費者に車を提供することを望んでいる、としています。

アップル・カーの開発は、今のところ全く見通しが立っていないようです。アップルが買収戦略をとって自動車市場に参入しなければ、アップル・カーが今後数年以内に量産化されるとは到底思えない状況です。

アップルは、数年前にこのプロジェクト・タイタンのための潜在的なパートナーシップについての噂が渦巻いていたにもかかわらず、プロジェクトのための製造パートナーを持っていません。それでも、自動車製造パートナーの協力があれば、アップルが望んでいるほど早く車を市場に投入できる可能性が無いわけではありません。

最優先はビジョンプロ

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アップル・カーのテストは以前、2025年に開始されると噂されていましたが、2023年が間近に迫っている今、同社がその時間枠を達成するのは難しいかもしれません。さらにMacRumorsは、ビジョンプロ(Vision Pro)ヘッドセットが現在のアップルにとって優先事項のようだと述べており、自動運転車のプロジェクトの直近のアップデートは3月までさかのぼる必要があります。

今年3月の報道では、アップル・カーの自動運転機能が改善され、同社はプロジェクト・タイタンのテストプログラムを拡大していると伝えていました。しかし、それ以降噂は全く出ておらず、今現在プロジェクトの状況が何がどうなっているのかを知るすべは有りません。

昨年、アップルは1年前倒しで自動車を発売することを目指していましたが、2026年に延期するとの報道がありました。同じ情報筋によると、プロジェクトは大幅に縮小されたとのことでした。

過去の噂では、この車にはハンドルもペダルもなく、発売時から完全自動運転車になるとも言われていました。しかしその後の報道では、どちらも実現不可能とのことでした。最終的なデザインについて進展があったかどうかは定かではありませんが、最新の噂によれば、アップルはその代わりに、常時自動運転はできないものの、高速道路での誘導運転機能を備えた車をデビューさせる予定とのことでした。

アップルはまた、プロジェクト・タイタンに携わる人々の複数の変更に直面しており、前プロジェクト・リーダーのスティーブン・ザデスキー氏、エンジニアリング・シニア・ディレクターのマイケル・シュヴェクチュ博士、特別プロジェクト担当副社長で元テスラ幹部のダグ・フィールズ氏を失っている状況です。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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