テスラの生産革命、ギガ・テキサスでのモデルY生産が工場稼働開始からわずか1年で1週間あたり5,000台に到達

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Credit:Tesla
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つまり年間ではおよそ25万台の生産能力に1年で到達したということになります。

米テキサス州オースティンにある世界最大の工場といわれるギガファクトリー・テキサスは、電気自動車の生産効率を上げ続け、新たなマイルストーンに到達しました。テスラの公式ツイッターアカウントの情報によると、同工場は現在、毎週5,000台のテスラモデルYを生産しており、これは年間約25万台に相当する生産能力ということになります。(年間50週操業と仮定した場合)。

4千台/週から5千台/週到達はわずか1ヵ月

テスラは火曜日、ギガ・テキサスが1週間で5,000台のモデルYを出荷し、生産体制における次の大きなマイルストーンを達成したことを発表しました。これは、ギガ・テキサスが稼働開始してから1年余り、週あたりモデルYが4,000台に到達してからわずか1ヶ月でこの量産体制に入ったことを意味します。この記念すべき瞬間は、ツイッターでテスラの公式アカウントによって発表され、ギガ・テキサスの外から3台のモデルYと数百人の従業員がこの達成を祝う動画が掲載されました。

ほぼ同じ時期、昨年の3月と4月に本格稼働開始したギガ・テキサスとギガ・ベルリンですが、ギガ・テキサスはギガ・ベルリンにほとんど遅れることなく、週あたり5,000台のモデルY生産を達成しました。そして、わずか1ヵ月で4,000台から5,000台への生産効率の向上スピードは非常に印象的です。テスラがギガ・テキサスで週あたりモデルYを4,000台達成したと発表したのは4月3日のことで、5,000台への増産に要した期間はわずか37日ということになります。

モデルY生産のマイルストーン履歴

これは、同工場が次の大きなマイルストーンに到達するまでに要した最短の時間となっています。直近では、3,000台から4,000台への増産に109日を要しています。

以下は、これまでに発表されたギガ・テキサスにおけるモデルY生産のマイルストーンです。

  • 2022年初頭:4680型バッテリーセル仕様の生産開始
  • 2022年4月:初納車
  • 2022年春夏:2170型バッテリーセル仕様の生産開始
  • 2022年夏:生産量1,000台/週(約5万台/年)
  • 2022年9月17日:累計生産台数1万台達成
  • 2022年10月30日:累計生産台数2万台達成
  • 2022年12月15日:生産量3,000台/週(約15万台/年)。
  • 2022年4月2日:生産量4,000台/週(約20万台/年)。
  • 2022年5月9日:生産量5,000台/週(約25万台/年)

ギガ・テキサス製のモデルYは2種類

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テスラモデルYパフォーマンス
Credit:Tesla

ギガ・テキサスでは現在、モデルYを2種類のフォームファクターで生産しています。1つは、リア部分のメガキャスティング部品が1つでバッテリーセルが2170セルの標準型モデルY、もう1つは、ストラクチュラル・バッテリーパックと4680セルのバッテリーを搭載する4680型モデルYです。しかし、この夏には同じギガ・テキサスでサイバートラックの生産が開始される予定であり、このラインナップはすぐに拡大することになります。

イーロン・マスクCEOの最新情報によると、テスラは今年の第3四半期末にサイバートラックの納車イベントを行いたいと考えているようです。このスケジュールを考えると、工場が電気ピックアップトラックの試験生産を開始するまで、おそらくそう長くはかからないと考えられます。

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