イーロン・マスク氏、F1グランプリでEV vs ハイブリッド車のレース開催を提案

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CREDIT: SAWYER MERRIT, TWITTER
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イーロン・マスク氏は、今週末にマイアミで開催されるF1グランプリに参加し、純粋な電気自動車(BEV:バッテリー電気自動車)とハイブリッドガソリン車によるレースを呼びかけています。

EV vs ハイブリッドのレースを提案

F1は内燃機関の発展を牽引してきた存在ですが、内燃機関自動車が衰退する時代になり、名だたるレースシリーズは今、ちょっとした手詰まり状態に陥っている状況です。このレーシングシリーズは最近、エンジン技術をハイブリッド化し、2026年の次世代のレギュレーションでは電気出力の量を増やす予定です。しかし、イーロン・マスク氏は、今日の午後、ツイッターで投稿した別の提案をしています。

マスク氏は、日曜日のレースに向けた今日のテストと予選の間、レッドブル・レーシングのF1パドックに姿を現しました。ツイッターでのESPNからの投稿を受け、マスク氏は純粋な電気自動車とハイブリッドガソリン車によるレースを提案した、と述べています。

F1におけるエアロ&バッテリー技術について楽しく議論。
私は純粋な電気自動車対ガソリン/ハイブリッド車のF1レースを提案しました。

F1マシンはレースシリーズ史上最速

F1には純粋な電気自動車のみが参戦するバリエーションとなっているフォーミュラEがすでに存在します。しかし、多くのEVファンの不満は、ガソリンエンジンの対抗馬としてそのスピードには到底及ばないということなのです。しかし、イーロン・マスク氏が提案しているように、同じ土俵で戦うことが可能なのです。

純粋なEVとF1のハイブリッド技術とのレースは、信じられないほどの接戦になると考えられます。現世代のF1マシンは、レースシリーズ史上最速であり、EVの代替となるようないくつかの利点を持っています。特に、従来のF1では、レースが何時間もかかり、燃料補給がないため、バッテリーの重量とエネルギー密度が電気レーシングカーにとって大きなハードルとなることが証明されています。また、ギアボックスがないため、高速走行が難しいという問題もあるのです。

フォーミュラEは、そのエキサイティングな性格にもかかわらず、F1のハイブリッドカーにまだ追いついていないのが現状なのです。その限界から、フォーミュラEレースカーは一般的にかなり小型で、より曲線的で周回時間の短いコースでレースを行います。

F1やその運営団体であるFIAがイーロン・マスク氏の提案を受け入れるかどうかは、まだわからりません。しかし、内燃機関よりもEVに注力する自動車メーカーが増える中、自動車開発の最先端を走り続けるためには、環境の激変もあり、これまでのレースシリーズを変更せざるを得ないことになるのかもしれません。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・編集して作成しています。

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