ニューヨーク・タイムズが入手した内部メモにより、テスラとツイッターのCEOであるイーロン・マスク氏がツイッターの従業員にメールを送り、「テスラの仕事のほとんどを終えたら、（ツイッターの）ミーティングに応じる」と通知したことが明らかになりました。彼はまた、彼が「どんなに小さくても」すべての製品の設計とエンジニアリングの変更を承認する必要があることについて従業員に再度注意喚起しました。
「完璧な製品に限りなく近づくまで、我々は苦悩することになる」と、彼は書いています。
このノートは、テスラの投資家が大小を問わず、マスク氏の優先順位が、彼が世界No.1の電気自動車メーカーに育て上げたテスラと、言論の自由を維持するために買収したソーシャルメディアプラットフォーム・ツイッターのどちらなのかを考えているときに書かれたものです。
テスラの投資家や支持者の中には、イーロン・マスク氏がテスラよりもツイッターを優先していることを懸念している人もいます。テスラの第3位の個人投資家であるレオ・コグアン氏は、イーロン・マスク氏と彼が推進するツイッターを言論の自由のためのプラットフォームとして反対意見を表明しています。
イーロンはテスラを見捨て、テスラには働くCEOがいません。 テスラにはフルタイムのCEOが必要であり、それに値するのです。 テスラの取締役会は何をすべきか、何もしないのか？イーロンは、取締役会の独立した監視のもとで、自らの後継者を見つけるだろう。
また、別の投資家であるガーバー・カワサキのロス・ガーバー氏は、イーロン・マスク氏がテスラの「6000億ドルの資産」を吹き飛ばした、と述べました。これに対し、テスラのCEOは、テスラが「これまで以上にうまくいっている」と指摘し、テスラは米国連邦準備制度理事会（FRB）をコントロールしておらず、それこそが真の問題なのだ、と述べています。
2022年末、テスラ株の終値は1株当たり123.18ドルで、2022年はテスラ株にとって大荒れの年となりました。テスラの株価があまりに下落したため、イーロン・マスク氏は「個人資産の損失額として史上最大の記録を樹立した」とギネス・ワールド・レコーズが発表したほどです。しかし、イーロン・マスク氏はテスラが堅固な地盤の上に立っていることを支持者に保証し続けました。
ロス・ガーバー イーロンは6000億ドルのテスラの財産を吹き飛ばしたが、テスラの取締役会からはまだ何も出てきていません。 まったくもって許しがたい状況です。 イーロン・マスク テスラはかつてないほど良い業績を上げてます。 我々は連邦準備制度をコントロールできません。 それがここでの本当の問題なのです。
テスラ・オーナーズ・シリコンバレー この数週間、コミュニティ内で多くの人が騒いでいるのを見てきましたが、まだイーロン・マスク氏はテスラへのコミットメントを繰り返し続けています。テスラチームは、この不況の逆風の中、四半期をうまく終わらせるために必死に頑張っているのです。 イーロン・マスク （テスラの）長期的なファンダメンタルズは非常に強い。短期的な市場の狂気は予測不可能なのです。
昨年12月には、テスラの株主がツイッターから長期的に利益を得られるようにする、とも発言しました。彼は、テスラに関するツイッター・スペースの会話の中で、ガーバー氏がイーロン・マスク氏がテスラで行方不明になっていることを持ち出したとき、このことを強調しました。
「私は先週、オースティンに戻ったばかりです。文字通り、私がこれまで欠席したテスラの重要な会議は1つもありません。行方不明にはなっていないのです。」
さらに、テスラは今後起こる経済の嵐を他社よりもうまく切り抜けることができると考えていると付け加えました。
「嵐の中の船であれば、たとえ素晴らしい船であったとしても、打撃を受けることになるのです。サプライチェーンには遅延があるのです。」
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