テスラが「最もアメリカらしいクルマ」のリストを独占し、今ではモデルYが2022年のリストのトップに立っています。
少し前までは、テスラがアメリカの自動車メーカーであることすら知らない人がまだたくさんいました。テスラを知らずに褒めてくれる人がたくさんいて、「どこの車ですか」と聞かれることもありました。
しかし、ここ数年はそれもなくなり、テスラが完全にメインストリームになっています。実は、テスラはアメリカの自動車メーカーというだけでなく、間違いなく最もアメリカらしい自動車メーカーなのです。
Cars.comでは、毎年米国製の車のインデックスを作成し、アメリカで製造された自動車の中で、「最もアメリカらしいクルマ」を選定しています。その選定基準は以下のような項目です。
- 最終組立場所
- 米国とカナダの部品の割合
- エンジンの製造国
- トランスミッションの製造国
- 自動車メーカーの生産拠点に占める米国内製造業の従業員数
テスラはすでに昨年モデル3で1位を獲得していますが、今回2022年のリストを発表し、今年は1位と2位をテスラが独占し、トップ10に4台すべてがランクインしています。
順位 | メーカー/モデル | 米国の組み立て工場 |
1. | Tesla Model Y | Fremont, Calif. Austin, Texas |
2. | Tesla Model 3 | Fremont, Calif. |
3. | Lincoln Corsair | Louisville, Ky. |
4. | Honda Passport | Lincoln, Ala. |
5. | Tesla Model X | Fremont, Calif. |
6. | Tesla Model S | Fremont, Calif. |
7. | Jeep Cherokee | Belvidere, Ill. |
8. | Honda Ridgeline | Lincoln, Ala. |
9. | Honda Odyssey | Lincoln, Ala. |
10. | Honda Pilot | Lincoln, Ala. |
この新しい今年のリストについて、Cars.com編集長のジェニ・ニューマンは、次のようにコメントしています。
「待望の今年のアメリカン・メイド・インデックスの構成は、ガソリン価格の高騰と在庫不足、そして電気自動車に対する消費者の関心の高さとアメリカ製製品に対する需要の高まりという、現在の市場の状況を考えると特に興味深いものです。アメリカ製の電気自動車メーカーであるテスラが上位にたくさんにランクインしていることは、市場の評価が一致したことを示しているのかもしれません。特にガソリン価格が歴史的な高値で推移した場合、マイクロチップのサプライチェーンの問題が解決されれば、爆発的に売れる可能性があります。また、ホンダ、フォード、GMなど、EVやハイブリッドのオプションを増やして製品ラインの多様化に取り組んでいる他の既存自動車メーカーにとっても良い兆しです。」
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