米国でテスラの中古車価格が急騰、新車より高いプレミアム価格に

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Credit:Tesla
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テスラの一部のモデルは、数年前の新車価格より6,000ドルから10,000ドルも高く売られています。

テスラ車のリセールバリューが高いことは、もう何年も前から言われていることです。中古市場で、新車価格と同じかそれ以上の値段のテスラ中古車を見かけることは、ここ数年、珍しいことではありませんでした。

しかし、最近はその状況が拡大し、何年も所有しているモデルを売ってかなりの金額を稼いでいる人がいるようです。テスラが新車価格の引き上げを続けているにもかかわらず古いモデルが新車よりも高い価格で売られているだけでなく、何年も所有して使っている車で6,000ドルから10,000ドルも稼いでいる人もいるようです。

この時点で、少なくともほとんどの「普通」のケースでは、一般的な自動車が決して良い投資機会でなかったことは、誰もが知っています。車は売り場から乗り出すやいなや、大きく価値を失ってしまうものでした。しかしながら、テスラに限っては新車不足で中古市場は活況を呈し、中古価格は高騰しています。

つまりユーザーは、新しい車を中古市場で新車価格より割高な値段で売ることにしたのです。これはテスラに限ったことではないのですが、電気自動車メーカーの車は、他の多くの車よりもさらに高いプレミアムで中古市場で販売されているようです。

これは、テスラの人気が高まっていることと、EV全般の人気が高いことが一因と思われます。しかも、テスラ車の需要は非常に高く、注文してから何カ月も新車が手に入らないこともあります。

テスラのモデルの中古価格を把握するには、主要なオンライン中古車販売サイトにアクセスすれば可能です。しかし、ここでは中古車販売会社ではなくテスラ自身の中古車販売に特化して、価格の状況を確認してみました。テスラが中古在庫の多くを扱っており、他の中古車販売サイトとは異なり、テスラの価格は交渉の余地がないという状況です。

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例としては、3万マイル以上走った2020年型モデルYが、テスラの中古車サイトで、新車時とまったく同じ構成の車よりも1000ドル高い値段で売られていることがあります。しかし、テスラがたびたび引き上げている現在の価格からすると、このような車のオーナーは数年前に6,000ドルから10,000ドル安く購入した可能性があります。つまり、中古市場で広告の価格で売れれば、オーナーは基本的に数年間タダで車に乗ることができ、なおかつ利益を得ることができるのです。

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さらに、15,000マイル走行した2021年式のモデルYが80,000ドル以上で出品されています。加えて、同サイトは、新型車よりも高い価格で販売されている多くの旧型モデル3セダンを見つける事が可能です。

また、テスラが販売する中古車に「完全自動運転機能」(FSD:Full-Self Driving)を追加し、価格をさらに高騰させている可能性があります。テスラは先日、リースの買い取りを認めないことを発表しており、今後さらに中古在庫を充実させ、高い販売価格を活かしていく計画なのかもしれません。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

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