テスラモデル3、2021年欧州でのベストセラーEVに!

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テスラは今年の11ヶ月間で113,397台のモデル3を販売しましたが、2位のVW ID.3は63,109台と大きく引き離されていますので、間違いなく2021年欧州で最も売れたEVになると考えられます。

テスラモデル3が2021年に欧州で最も売れる電気自動車になりそうだと、市場調査会社JATO Dynamicsのデータが示しています。

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テスラ モデル3

EV人気の波に乗って、この電動セダンであるモデル3の販売台数累計は2021年の11カ月間で113,397台に達し、2020年の同時期と比較して84%増となりました。ちなみにモデル3は、2019年に欧州のEV販売台数でトップになっています。

2021年9月には、この米国発の電気自動車が、VWゴルフやルノークリオなどの人気内燃機関モデルを上回り、バッテリー型電気自動車(BEV)として初めて、同月の欧州全体のベストセラー車となりました。

11月までの欧州におけるベストセラーEV第2位のVW ID.3は、モデル3の半分強の63,109台(昨年比125%増)を販売しており、テスラモデル3がトップの座を譲り渡すことはなさそうな状況です。

VW id3

2020年に欧州で最も売れたEVであるルノーZoeは、2021年1月から11月までの販売台数が60,551台(27%減)で3位となりそうです。

欧州電気自動車リポートによると、欧州における電気自動車の市場シェアは2021年に過去最高の11%に達するとのことです。

このレポートによると、この市場シェアは「当初の予想をはるかに上回る」とのことです。これは、マイクロチップ危機により、自動車メーカーがEUの目標値内にCO2排出量を抑えるためにEV販売を推進せざるを得なかったことが一つの大きな理由とのことです。

ブランド別では、テスラが2021年、西ヨーロッパで販売されるEVの第1位となり、年間累計で約17万台を販売すると予測しています。この数字には、今年後半に中国から輸入を開始したSUVのモデルYが含まれています。

テスラの欧州最初の製造拠点、ギガファクトリー・ベルリンの稼働がずれ込むことによって、テスラは2021年8月からギガ上海工場製造のモデルYを欧州に輸出しています。欧州におけるモデルYの非常に強い需要を表すように、モデルYは11月にVW ID.3とID.4の両方を上回る販売台数を記録しています。

しかし、欧州でVW、Audi、Skoda、Porsche、Cupraの各ブランドでEVを販売するフォルクスワーゲングループは、全部合わせて約30万台を販売し、ブランド別では圧倒的なシェアを誇るEV企業として君臨することになります。2位がテスラ、3位がステランティスグループということです。

ルノー・日産は、中国から輸入した格安EVダーチャ・スプリングの強い需要により、4位を占めると思われます。スプリングは11月に欧州で5,881台の販売を記録し、テスラ・モデルYやVW ID.3よりも多くなっています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集・参考にして作成しています。

環境意識の高い欧州で、地元の自動車メーカーを抑えて米国自動車メーカーがベストセラーになるのも面白い現象ですね。

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