テスラ、2012年-21年の売上高推移 – エベレストに登るように

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テスラモデルSが登場してからの9年間、テスラの販売状況を調査してきました。その間、多くの段階で、四半期ごとの販売チャートが驚くべき成長を示しています。今これまでの状況を振り返ってみると、小さな成功を収めたりした時期や、売上が低迷する時期があったりもしています。

時が経てば、状況は変わるものです。少し前に戻って、四半期ごと、年ごとの大きな変化を見てみましょう。

テスラ 四半期ごとの納車台数推移

テスラ車の四半期ごと納車台数の推移

最も注目すべきは、ほとんどの人が不可能だと思っていた、2018年の第3四半期と第4四半期のジャンプです。

テスラは、過去に実際に「不可能」と言われるレベルの生産台数、ひいては販売台数の状態であったと考えられています。実際その当時、テスラが四半期の売上高を発表する時点まで、そのような「不可能」主張がまかり通っていました。

最近、テスラが利益を上げられるようになったのも、その大きな生産と納入の実績の積み重ねがあったからです。

また当時に当時は、その四半期(2018年下期)がテスラ販売のピークであり、テスラの収益性は長続きしないという思い込みが広まっていました。(もちろん、テスラ強気派たちの間ではそのような思い込みはありませんでしたが、テスラを批判する多くの人たちの間では確かにそうでしたし、テスラのことを少しでも知っている一般の人たちの間でもそうだったと思います)

その理由は、テスラが2018年の下半期に集中して、それまでの2年半の間にテスラモデル3を予約した多くのアメリカ人やカナダ人に車両を一気に納車しており、その納入台数が持続可能なレベルのものではないと考えられていたからです。

イーロン・マスクとテスラチームは、テスラの需要非常に順調で、販売を制限する要因は主に生産能力であると主張していました。

2019年に入ってからの販売台数の落ち込みについては、テスラが欧州向けにモデル3の出荷を開始したことで、次の四半期まで出荷が滞っていたことが原因です。また、当時の米国では、テスラ購入者に対する米国連邦政府の税額控除が段階的に廃止され始めたため(2019年1月1日に控除額が7,500ドルから3,750ドルに下がった)、確かにちょっとした好不況があったのかもしれません。

いずれにしても、2019年第1四半期が終了した時点で、数週間分溜め込まれた車両が米国から欧州に向かって輸出されており、その結果、2019年第1四半期に見られるような一見奇妙な落ち込みが生じたのです。また、米国で発生した短期的な需要の落ち込みは、口コミや、実際に街を走っているテスラ車に人々が慣れ親しんだことで、あっという間に解消されました。

テスラ 四半期ごとのモデル別納車台数推移

この機会に、四半期ごとの全体的な販売チャートだけでなく、モデルごとに分けた四半期ごとのチャートやグラフもお見せします。

テスラモデル3&Y、S&Xの四半期ごと納車台数推移
テスラ車種別の四半期ごと納車台数の推移

テスラの売上を追跡するのが好きな人たち(つまりテスラ強気派、弱気派の全部の人たち)にとっては悔しいことに、テスラはモデルYが発売されたときにモデル3とモデルYの販売台数を束ねることにしました。また、モデルSとモデルXの売上も、束ねることにしました。

テスラが公式のグローバル統計を報告する際に、なぜこのようにモデルを組み合わせているのかは容易に推測できると思いますし、その根拠も納得できます。

テスラは2017年から、いやそれ以前から、誤解を招くようなメディアの誇大広告やソーシャルメディアでの荒らしに対処してきました。イーロン・マスクは、もしテスラがモデルYの増産に伴ってモデル3の販売台数(納入台数)が落ちていると報告すれば、メディアやウォール街が「モデル3の販売台数が崩壊している」と過敏に反応し始め、それが会社にとって有害なものになる可能性があることを知っていました。

そして、この2つのモデルは、部品の約76%が共有されており、生産能力の多くが共有されています。需要はともかく、モデルYを市場に投入し始めるために、テスラはモデル3の生産を実際に減らさなければなりませんでした。また、モデルYのクロスオーバースタイルは、現在、多くの消費者に好まれているボディスタイルとサイズであり、発売されれば多くの購入者が選ぶモデルになることは間違いありませんでした。

多種多様な情報ソースといくつかの仮定に基づいてよく見ると、COVID-19の大きな影響があった2020年前半の大幅な落ち込みの後、モデル3は再び上昇し、それ以降は2020年第3四半期のデリバリー総数を下回っていません。

四半期ごとに約11万~12万台の製造・納車台数が、世界的に見てモデル3の持続可能な需要レベルなのか、それとも、生産能力の向上と口コミの広がりにより、モデル3の販売は今後さらに上昇するのかはいまのところわかりません。

2020年末と2021年の最初の3四半期は、2018年と2019年の偉業を「過去のもの」にしてしまう驚異的な成績でした。2020年の後半と2021年は、テスラ強気派にとっても、超絶的で見事なものでした。 2021年の最も注目すべきエキサイティングなことは、明らかにモデルYの台頭であり、グラフを見てあわかりのようにその状況はこれまで前例のないものに見えます。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

モデルYの伸びは非常に強いニーズを感じますが、いかんせん日本の道路事情では大きすぎるように思います。

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