テスラ、AIデーで驚異的な性能のスーパーコンピューターDojo公開!

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テスラは、待望のAIデーにおいて、新しいスーパーコンピューター「Dojo」に関する多くの詳細を明らかにしました。同社は、このスーパーコンピューターに関するハードウェアと能力の開発に携わったチームの成果と、将来的にこのDojoを他のAI開発者が利用できるようにする計画について語りました。

テスラのクルマは、自社製のチップを活用して大規模にデータを処理しています。同社の車両には強力なコンピューターが搭載されている必要があるため、毎秒数百のニューラル・タスクと数千の画像を処理できるチップを独自に開発する必要がありました。基本的にこのチップは、非常に複雑な情報をリアルタイムに処理できる必要があります。

8月19日に米国カリフォルニア州フリーモントで開催された人工知能関連の招待制イベント「テスラAIデー」で、同社はスーパーコンピューティング技術「Dojo」の詳細を発表しました。Dojoの目的は、トレーニングの速度と精度を高めることです。Dojoは、テスラのハードウェアチームが開発中のニューラルネットワーク(NN)チップで、サーバーサイドにおいてニューラルネットワークの学習速度を向上させる役割をもっています。

この新しい開発については、テスラのオートパイロット・ハードウェア担当シニアディレクターであり、Dojoプロジェクトマネージャーのガネッシュ・ヴェンカタラマナン氏が発表しました。同氏は、7nm技術を採用し、画期的な帯域幅と演算性能を実現したDojo D1チップを発表しました。

このD1チップは、完全にテスラチームが社内で開発したものです。

https://youtu.be/j0z4FweCy4M

「これは完全にテスラチームが社内で設計したものです。アーキテクチャからパッケージに至るまですべてです。このチップは、CPUレベルの柔軟性と、ネットワークチップレベルの2倍のIO帯域幅を備えたGPUレベルの計算機のようなものです」とヴェンカタラマナン氏は述べています。

D1の354個のチップノードは、それぞれ1テラ・フロップス(FLOPS:コンピューターの処理速度をあらわす単位の一つで、1秒間に実行可能な浮動小数点演算の回数。1テラFLOPSは1,024ギガFLOPSとなり、毎秒1兆回の浮動少数点演算が可能)の演算能力を持っていると言われています。

ヴェンカタラマナン氏によると、チップ全体では最大363テラ・フロップスの演算能力に加え、10tbps(terabits per second:データ伝送速度の単位の一つで、1秒間に何兆ビット(何テラビット)のデータを送れるかを表す)のオンチップ帯域と4tbpsのオフチップ帯域を持つ驚異の性能ということです。

このチップを収容するために、同社はトレーニングタイル」と呼ばれるコンピューティングシステムを構築するための新しいシステムを開発しました。各タイルは、25個のD1チップを集積したマルチチップモジュールで構成されており、各タイルで9ペタ・フロップス(毎秒9千兆回の浮動小数点演算性能)の演算能力と36tbpsのオフチップ帯域幅を実現しています。

https://youtu.be/j0z4FweCy4M

スーパーコンピューターDojoは、1つのキャビネットに6枚のトレーニングタイルを組み合わせたトレイを2つ設置し、1つのキャビネットで100ペタフロップス(訳注:日本のスーパーコンピューター「京」は10ペタフロップスなので、その10倍の性能)の計算能力を実現する予定です。

完成すれば、10台の接続されたキャビネットを介して、1.1エクサフロップスのAI演算が可能な1台の「ExaPOD」ができあがりますシステム全体では、120個のタイル、3,000個のD1チップ、100万以上のノードが収容されます。

https://youtu.be/j0z4FweCy4M

1エクサフロップス:100京(兆の千倍の単位)回の浮動小数点演算ができる性能。

テスラのCEOであるイーロン・マスク氏によると、このシステムは来年発売される予定です。また、将来的にはDojoを他のAI開発者が利用できるようにすることも計画しているようです。

また、テスラAIデーの「Exapod」を含むその他の詳細は以下をご確認ください!

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

こうなってくるとテスラはもはやエネルギーの会社でも無いような感じです。

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