テスラ、米国にてモデル3とモデルYをまたまた値上げ!

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テスラは米国において、今年に入ってなんと10回以上も値上げをしています。最新の変更点をご紹介します。
テスラは7月22日、米国において「モデル3」および「モデルY」の価格を引き上げました。一方で、テスラの「モデルS」および「モデルX」の価格は据え置きとなっています。

値上げ価格

モデル3ロングレンジは、1,000ドル値上がりし、新価格49,990ドル(約553万円)となりました。年初の価格は3,000ドルも安価な、46,990ドル(約519万円)でした。

モデル Yロングレンジも1,000ドル値上がりし、新価格53,990ドル(約597万円)となりました。年初の価格は、4,000ドル安価な、49,990ドル(約553万円)でした。つまり、年初からの値上げでモデル3ロングレンジの価格が、モデルYの当初の価格に追いついた格好です。

また、モデル3とモデルYのその他のタイプの価格には変更がありませんでした。

モデル Sとモデル Xの価格は変わりませんでしたが、テスラは7月の第1週にモデル Sロングレンジの価格を5,000ドル(約55万円)引き上げました。下の表は、第2四半期および第3四半期におけるテスラの価格変更履歴を示したものです。

2021年第2四半期米国におけるテスラの価格変動

値上げによる影響

上の表が示すように、価格の改定は今年のテスラにとって新しいことではありません。マイクロチップを始めとする部品不足や物流の課題は、2021年前半を通じて世界の自動車メーカーにコスト圧力をかけてきたため、テスラの価格調整がコスト上昇に対応したものなのか、需要の増加に対応したものなのか、あるいは両方の組み合わせによるものなのかは、明確には分かりません。ただ、テスラが来週26日に発表する第2四半期の決算発表において、何らかのヒントになる情報がもたらされると思われます。

需要

米国市場において直近では、テスラはロングレンジモデルYの納入予定時期を10月としており、数ヶ月に及ぶ受注残があることを示唆していました。モデルYにロングレンジの納入時期は更に後ろ倒しの11月となっているようです。また、モデルYパフォーマンスの納期は7〜11週間となっています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

日本においても最も需要が高いと考えられるロングレンジについては、日本でも値上げされるかもしれませんね。
一方、モデル3パフォーマンスの価格ですが、米国では56,990ドル(約630万円)、これは製造工場が米国カリフォルニア州フリーモントであることも影響しているかもしれませんが、日本と同じギガ上海工場で製造販売されている中国市場で339,900人民元(約580万円)です。
更に中国でのモデル3スタンダードレンジプラスの価格が250,900人民元(約428万円)で、日本市場とほぼ同じことを考えると、日本のモデル3パフォーマンスの価格7,173,000円は、米国、中国価格からおよそ百万円の価格差があるので、そう遠くない将来に値下げされるのでは?とも考えられます。

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