テスラのCEOであるイーロン・マスクは、ギガテキサスファクトリーで生産されるモデルYが4680バッテリーセルを搭載して発売されることを明言しました。この情報は、マスク氏がTwitterで行った最新のやり取りの中で得られたものです。
マスク氏は、ギガベルリンのモデルYプログラムについて話しているときに、FSDベータテスターでモデル3オーナーの@WholeMarsBlogから、オースティンでは現在フリーモント工場で生産されている車両のように2170セルを使用してモデルYの生産を開始するのか、あるいはギガテキサスではそのまま4680セルに変更するのか?、という質問を受けました。そこでオースティンで生産されるモデルYは4680セルで生産が開始されることを確認したのです。
今回の発表は、テスラのギガテキサスファクトリーにおける車両生産と、現在進行中の4680型バッテリー製造にとって良い兆候です。昨年のバッテリーデー以来、テスラはカスタムバッテリーセルの発売時期について、かなり保守的な予測をしてきました。このことは、2021年第1四半期の決算発表の際に、イーロン・マスクが、テスラが4680型セルの量産を開始するのは12~18ヵ月後だと発言したことで明らかになりました。
「はっきりとしたことはわからないので推測に過ぎませんが、4680型セルの量産が開始されるのは12〜18ヵ月後です。これと同時に、セルの供給パートナーにもできるだけ供給を増やしてもらおうと考えています。ですから、これはサプライヤーを排除するものではなく、サプライヤーと協力して行うものです。この点を明確にしておきたいと思います」とマスク氏は述べています。
興味深いことに、イーロン・マスク氏は同じ決算説明会の中で、ギガテキサスファクトリーでの限定生産を今年中に開始し、2022年には本格的な量産を開始すると述べています。モデルYとともにギガテキサスファクトリーが稼働することを考えると、テスラは少なくとも、4680型のバッテリーが今年中に顧客への納入が可能になることを確信しているように思えます。
4680型電池は、テスラが自動車市場の主要プレイヤーになるために必要です。迅速かつ容易に生産できるように設計され、パワーと安全性が最適化されたテスラの4680型電池は、EVの未来を変える可能性を秘めています。
2030年までに年間2,000万台の自動車を生産するというテスラの目標には、このバッテリーが大きく関わっています。このような巨大な目標を達成するためには、テスラは同様に膨大な数のセルを調達できなければなりません。そのためには、テスラが自社で電池を生産してサプライヤーを助けるのが良い方法となります。
この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。
こうなってくると、日本に入ってくるモデルYは4680セルになりませんかね。上海なのでならないか‥‥‥。
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