中国スマホ大手シャオミ初のEV、早ければ2024年第2四半期にも納入開始か、幹部が示唆

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CNBCによると、シャオミグループの社長は、シャオミ初の電気自動車SU7の正式リリースは「間もなく」と述べ、早ければ今年の第2四半期にも中国国内での納車を開始することを示唆しました。

中国EV競争激化

中国スマートフォン大手のシャオミ(HKG: 1810)から初の電気自動車(EV)モデルの納車が数ヶ月以内に開始され、この分野での競争がさらに激化しそうです。

CNBCの2月26日の報道によると、シャオミ・グループの呂偉炳社長は、シャオミSU7の正式リリースは「非常に近い」と述べ、早ければ第2四半期にも国内配送が開始される可能性を示唆しました。

シャオミはバルセロナで開催されたモバイル・ワールド・コングレスでSU7を展示し、このモデルが国際的な舞台に初めて登場することを明らかにしました。

スマホユーザーと重なる購入層

シャオミは2021年3月30日に自動車製造への参入を正式に発表し、SU7は2023年12月28日にデビュー。同モデルの価格はまだ発表されておらず、正式な発売日も未定です。

CNBCのインタビューに応じた呂氏は、以下のように考えています。

「中国ではスマートフォンをベースにしたプレミアムユーザーがすでに2,000万人いるため、プレミアム・セグメントにおける当社にとって良い出発点になると考えています。最初の購入者はスマートフォンユーザーと重なると思います。」

シャオミは一般的に手頃な価格の製品で知られており、BYD(HKG: 1211, OTCMKTS: BYDDY)のような大手EVメーカーでさえ価格を大幅に下げている市場で、EVを販売できるかどうか疑わしいとCNBCのレポートは述べています。

BYDは中国の旧正月休暇後にモデルの更新を開始し、価格を大幅に引き下げました。BYDは、低価格で内燃機関市場からシェアを奪うのが狙いだとしながらも、まずは他のEVメーカーに圧力をかけており、すでに値下げで追随する企業も出てきています。

シャオミの最初のEVモデルとして、SU7は中高級市場をターゲットにする予定とのことです。

SU7のプレミアムグレードは、保険加入時の車両価格が36万1400人民元(5万0210ドル)であると、地元メディアJiemianが1月30日付の報道で、大手保険会社の無名の関係者の話を引用して伝えています。つまり、シャオミSU7の販売開始価格は25万元から37万元になる可能性が高いと考えられるのです。

シャオミSU7は2月中旬から下旬にかけて正式にSOP(生産開始)段階に入ると、地元メディアの36krが1月31日、複数の業界関係者の話を引用して伝えてもいます。

36krによると、シャオミの自動車製造部門であるシャオミEVは、3月に生産台数が約2,000台に達し、2024年半ばまでに生産能力の増強を完了し、7月には生産台数が10,000台を超える計画ということです。

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