中国のEVメーカーNIO(NYSE: NIO)は、次のレベルの自動化の動きとして、ある工場のEV組立ラインでヒト型ロボットを試験的に導入しています。
「ウォーカーS」
NIOは、中国東部の安徽省最大の都市、合肥にある2つの工場でEVを製造しています。
香港証券取引所に上場している深センのユービーテック・ロボティクスが、NIOの組立ラインで働く「ウォーカーS」ロボットを製作しています。同社によると、ウォーカーSがEV組立ラインで使用されたのはこれが初めてです。
ウォーカーSはヘッドライトカバー、ドアロック、シートベルトの品質検査を実施しています。NioのEVロゴもクルマに装着しています。
「人間の未来は人間とロボットの共存にある」
NIOはヒト型ロボットの操縦方法について公言していませんが、ユービーテック・ロボティクスはEVの組み立てラインにロボットを導入し、生産性を向上させることに全力を挙げています。このロボットメーカーのウェブサイトでは、「人間の未来は人間とロボットの共存にある」と主張しています。
ユービーテックのウェブサイトにはウォーカーSは掲載されていませんが、同社のウォーカー型ロボットは身長145cm、体重77kgとされています。ウォーカーは、充電に2時間かかるリン酸鉄リチウムバッテリーを使用しており、バッテリー寿命は2時間とのことです。
ウォーカーSがNioで活躍している様子は以下のビデオでご覧ください。
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