1年前のほぼ半分という結果に…。
今年第3四半期、日産は米国で142,845台を販売し、これは前年同期比24%減となりました。1~9月までの累計販売台数は前年同期比31%減(505,292台対735,053台)となり、この日本ブランドは今年、本当に苦戦しているようです。
日産にとって残念なことに、電気自動車の販売台数も第3四半期にかなり減少しました。日産によると、リーフの販売台数はわずか1,276台。これは2021年第3四半期と比較して46%近く減少しており、第3四半期としては過去最低の結果です。日産の総量に占める日産リーフのシェアは0.9%にまで減少しました。
日産リーフが段階的に廃止される見込みであることは分かっていますが、特に日産アリアがまだ登場していないので、最近の結果はかなり心配です。
参考までに、GMのシボレー・ボルトEV/シボレー・ボルトEUVのコンビの販売は好調です。日産リーフの問題は、供給制約なのか、単にその価値提案が他のBEVに負けているのか、全く分からない状態です。今年に入ってからの日産リーフの累計販売台数は8,898台(2021年比12%減)となっています。
日産は米国でのリーフの累計販売台数が174,608台(2010年12月以降)となり、20万台に向けて徐々に前進しているところです。
新型のBEV日産アリアは、今年後半に米国に到着する予定です。同社はこのモデルの価格を更新し、43,190ドル(約628万円)から始まり、より大きなバッテリーと全輪駆動構成を持つトップトリムでは60,190ドル(約875万円)まで上がる予定であることを明らかにしています。
日産は、このモデルが他のいくつかの現地生産クロスオーバー/SUVと比較して、修正連邦税額控除(7,500ドル)の対象外であれば、2023年には厳しい立場に立たされるかもしれません。
遅かれ早かれ、日産は次に何をするか、米国での電気自動車事業に数十億ドルを投資するかどうかを決めなければならないでしょう。電気自動車のパイオニアとしての初期の優位性は完全に失われ、今や販売台数で他メーカーに遅れをとっているブランドとなってしまっているのです。
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