テスラは、新型モデルS及びモデルX向けに、荒れた路面を走行する際に車内を静かにする機能「アクティブ・ロードノイズ・リダクション」の展開を開始しました。同機能は、ソフトウェア・アップデート2021.44.5の一部として導入されています。
以下は、同機能のリリースノートの抜粋です。
「あなたのクルマは、荒れた路面を走行中に低周波のロードノイズをアクティブに低減する機能を持つようになりました。これを実現するために、システムはシートマイクを使用して車内の騒音を測定し、スピーカーからアンチノイズを生成し運転者の周りに騒音の静かなゾーンを作り出します。アクセスするには、オーディオ設定>オプション>アクティブロードノイズリダクションをタップします。」
このアクティブ・ロードノイズ・リダクションは、テスラのフラッグシップセダンのモデルSとSUVモデルXにのみ提供されることになります。
これは、この機能がハードウェアに一部依存するからです。テスラは今年に入って実施したモデルSとモデルXのインテリアリフレッシュの一環として、同車のフロントシートにアクティブノイズキャンセリングマイクロホンを設置しています。残念ながら、モデル3とモデルYには、現在そのような部品は搭載されていません。
とはいえ、YouTubeで公開された新しいモデルSのドライバーによる初期の動画は、テスラのアクティブ・ロードノイズ・リダクションが今はまだかなり「微妙」であることを示唆しています。
例えば、モデルSロングレンジのドライバーであるマイケル・ホップウッド氏は、荒れた道路を走行しながらこの機能をテストしました。このモデルSのオーナーは運転中、アクティブ・ロードノイズ・リダクションを有効にすると、その効果は非常に控えめな感じという印象を語っています。
テスラのアクティブ・ロードノイズ・リダクション機能は、今回が初回リリースであることを考えると、近い将来、この機能が大幅に向上することは間違いないでしょう。
テスラでは、OTAによるソフトウェアアップデートによって、機能を改良していくことが知られています。新型モデルSとモデルXのインテリアに搭載されたノイズキャンセリングマイクと合わせて、テスラのソフトウェアの改良は、フラッグシップEVのキャビンを業界屈指のものにする可能性があります。
テスラのアクティブ・ロードノイズ・リダクション機能を有効にしたモデルSオーナーのドライブを、以下のビデオでご覧ください。
この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。
確かに映像を見る限り微妙な感じですが、実際に運転席に座ってどう感じるか?ということですかね。モデル3にも入れてほしいものです。
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