イーロン・マスクCEOの完全自動運転実現への熱意が物語る、テスラの値下げ戦略

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テスラが電気自動車の価格を下げ続けているため、テスラ車販売の利幅が縮小しており、その結果、テスラ車1台あたりの利益がどんどん少なくなっていることは、これまでにもよく指摘されてきたことです。その影響により、ウォールストリートは短期的にテスラ株をどんどん売っており、株価が下がっている状況です。

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しかし、この値下げ戦略は、テスラの他の多くの取り組みと同様、長期的なビジョンに基づくものであり短期的な収益性を目指したものではありません。値下げによって、より多くの人々が同社の車を購入するようになり、また、価値のあるもの、そうでないものなど、競合他社がひしめく急成長中の市場でのシェアを拡大していくことができます。

とはいうものの、少なくとも多くの証券アナリストの目には、値下げは投資家に他の銘柄を買わせるか、少なくともストレスを抱えこませることになり、粗利率減少は最近のテスラの弱点になっています。しかしこうした状況でも、テスラの今後の成長に対して最も強気なファンは心配することなく、前を向き続けています。

アナリストたちは株価が下落するにつれて何か大きなことを忘れているといえます。それは、先週の同社の決算説明会でいくつかの質問の対象となった、テスラの完全自動運転FSDに関する可能性です。

投資家たちは、テスラの車両価格と同様に、FSDベータ版も価格を値引きするのかどうかを知りたがっていました。マスク氏は、自動運転がもたらす可能性はあまりにも大きいと断言し、これまで新機能のリリースなしに徐々に値上げされたにもかかわらず、現在の価格設定はその潜在的価値に比べれば破格な安さであるという彼の過去の思想と一致するものです。

マスク氏は、FSDの現在の価格設定に関するアナリストからの問い合わせに対して、以下のように答えています。

「価格設定に関する愚かな質問です。なぜなら自律走行する車の価値は莫大だからです。ある意味、今の価格は自律走行車を購入するためのオプションなのです。そして、その価値は……最終的には非常に大きなものになるのです。」

マスク氏はこれまで常にこの考え方を貫いてきました。数年前の2020年には、今のFSDへの投資が将来的に消費者に報われることになると以下のように発言しています。

「私の考えでは、皆さんが後悔しないためには、FSDオプションを購入すべきなのです。」

EVの競争は、自動車メーカーが新車を出したり、少し前に発表したものを生産開始したりと、毎月のように競争が激化し、飽和状態になっています。一方で自律走行機能については、いくつかある中で、テスラのソフトウェアがより強固なものであるため、必ずしもそういう飽和状態とは言えません。

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CREDIT: DRIVE IN EV/TWITTER

テスラが完全自動運転プラットフォームで得られる潜在的な経済的利益は、短期的なマージン減少の懸念を相対的に小さくするものです。実際、テスラはこうしたミクロ経済的な懸念を払拭するために、自社の将来に賭けているのです。テスラは2023年第1四半期、自動車の粗利率がアナリスト予想を下回る結果となったのですが、同社は投資家に対し、この変化は 「管理可能 」(コントローラブル)であると表明しました。

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