ストライキが続く中でも…テスラがスウェーデンとノルウェーで販売台数で首位に

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ノルウェーがEVの普及で世界をリードしていることは驚くことではありませんが、2023年には電気自動車の市場シェアが過去最高の82%に達し、テスラの市場シェアはその内のなんと20%にも達しました。また、テスラが同地域で労働争議に巻き込まれ、輸入がブロックされているにもかかわらず、スウェーデンでは12月にテスラ車の新車登録台数が9%も増加しました。

3年連続でノルウェーで最も売れた自動車ブランドに

ロイター通信によると、ノルウェーでは、アメリカのEVメーカーであるテスラが昨年の12.2%から大きく躍進し、市場シェア20%でトップを走っています。昨年ノルウェーで販売された新車6台のうち5台がBEVで、そのうち1台はテスラ車となり、テスラがライバル各社を抑えてトップシェアを獲得したということです。

産油国であるノルウェーは、電気自動車への移行を急ピッチで進めています。テスラは、同国の完全電気自動車に対する寛大な免税措置に後押しされ、売れ筋のモデルYで主導権を握りました。ロイター通信によると、テスラは3年連続でノルウェーで最も売れた自動車ブランドで、乗用車の新車登録台数のほぼ4台に1台がテスラモデルYでした。

ノルウェーの人々は、電気自動車への移行にかなりのインセンティブを享受してきました。しかしノルウェーは、EV所有者の大幅な増加もありますが、道路を走る自家用車(電気自動車であっても)を減らし、徒歩や自転車、公共交通機関を利用することを奨励するため、こうした優遇措置を後退させ始めました。2023年現在、同国は50万ノルウェー・クローネ以上の購入価格に25%の付加価値税を課していますが、テスラは依然として大きな利益を上げています。

スウェーデンではストライキ中でも

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Credit:Tesla

一方、同じくロイター通信によると、スウェーデンでは、テスラの市場シェアは12月の4.6%から6.1%と控えめな伸びでした。スウェーデンモビリティのデータによると、12月のテスラ新車登録台数は1,789台で、2022年同月の1,645台から少し増加しました。

テスラは、スウェーデンのIFメタルl(同国でテスラ車を整備するメカニックを代表する労働組合)との間で3カ月に及ぶ労働争議に巻き込まれています。この争議はその後、スウェーデンの北欧近隣諸国が連帯し、同社が団体協約を交渉するまで他の15組合が同社に対して行動を起こすまでに拡大しました。港湾労働者から自動車ディーラー、郵便サービス労働者に至るまで、数千人の労働者がストライキに参加しており、同社がIFメタルとの団体協約に署名するまでテスラ関連に触れることを禁じられています。反労働組合で有名なテスラのイーロン・マスクCEOは、この行動を「非常識」と表現しています。

少なくとも今のところ、ストライキはテスラの販売台数に大きな打撃を与えているようには見えません。しかし、ストライキが長期化し、新たなEVライバルが登場し、さらに各国がEV優遇策を撤廃するなかでは、この判断はまだ時期尚早かもしれません。

例えば、ノルウェー最大の年金基金であるKLPは最近のテスラへの書簡を起草し、この紛争は「基本的人権」に関するものであるとし、「深い懸念」を表明したとニューヨーク・タイムズ紙は報じています。KLPは約2億1000万ドル相当のテスラ株を保有しています。

テスラにとってどうなるかはまだわかりませんが、アメリカの自動車メーカーと北欧の生活様式との間の文化的衝突は、すぐには収まりそうにありません。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・一部補足・編集して作成しています。

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