テスラ2022年9月に世界で14GWhのEVバッテリーを導入し、記録的な実績を達成

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Credit:Tesla
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テスラ社は、中国BYDに対して圧倒的な優位性を持ち、最大のバッテリー導入量を維持しています。

テスラは、販売台数を伸ばすために、驚くほどの量のリチウムイオンバッテリーを消費しています。本日は、9月までの実績の一部をご紹介します。

アダマスインテリジェンス社の発表によると、2022年9月はテスラの電気自動車納車台数が過去最高となり、190,255台(世界)と推定されています。2021年1月から2022年9月まで、テスラは約184万8000台の全電動車(BEV:Battery Electric Vehicle)を納車したことになります。

興味深いのは、アダマスインテリジェンス社の推計によると、この実績を達成するためにテスラ社がどれだけのバッテリー容量(ワット時)を導入したかということです。2022年9月だけで13.9GWh(世界)であり、非常に高い記録的な数字となっています。自動車の販売台数と比較すると、1台あたり平均約73kWhにもなる量です。

なお、テスラの一部のモデルは最大100kWh前後のバッテリーを搭載しているのですが、大半(モデル3およびモデルY)は60kWh前後から最大80kWh超の間だと考えられます。テスラは、モデルの正確なバッテリー容量を公表しておらず、特定のバージョン間で異なり、新モデルのバッテリータイプや、ソフトウェアのアップデートで随時変化しているのが現状です。

更に、2021年1月から2022年9月までの間に、テスラは132.9GWhのバッテリーを導入したようです。これは数字で比較すると、1台あたり平均71.9kWh程度になります。

テスラモデルYの円筒型468バッテリーセル

テスラとBYDの比較

アダマスインテリジェンス社は、プラグインハイブリッド車(PHEV)も提供している世界で全電動車メーカー第2位のBYDの数字も報告しています(BEVとPHEVの販売構成は、2021年にはBEVが45%となるのに対し、今年はほぼ半々という状況)。

BYDは9月の1カ月間に約19万2,648台のBEV/PHEVを納車し、2021年1月から2022年9月までに170万9,000台を納車しました。同時に、そのバッテリー搭載量はそれぞれ6.7GWh(1台あたり34.8kWh)、65.6GWh(1台あたり37.1kWh)と推定されます。

テスラは1台あたりに換算すると、BYDの約2倍のバッテリーを導入していることになるが、テスラが販売する長距離走行可能な電気自動車を考えれば、それほど驚くことでもありません。

テスラはBYDの約2倍のリチウム、17倍のニッケル、4倍のコバルトを使用していることも、アダマス・インテリジェンス社は指摘しています。これは、テスラがニッケルを多く含むNCA(ニッケル・コバルト・アルミニウム)とNCM(ニッケル・コバルト・マンガン)バッテリーケミストリーを多く使用し(加えてLFP)、BYDは主にLFP(リン酸鉄型)と一部のNCMに依存しているためです。

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BYD社のブレード型バッテリー
Credit:BYD
2022年9月実績
  • テスラ:BEV 190,255台
    • バッテリー 13.9GWh
    • 平均 1台あたり73kWh
  • BYD:192,648台(BEV/PHEV
    • バッテリー 6.7GWh/台
    • 平均 1台あたり34.8kWh
2021年1月~2022年9月の実績
  • テスラ:BEV184.8万台
    • バッテリー 132.9GWh
    • 平均1台あたり71.9kWh
  • BYD:176.9万台のBEV/PHEV。
    • バッテリー 65.6GWh/台
    • 平均 1台あたり37.1kWh
テスラ対BYDの希少金属消費量
  • リチウム:2倍
  • ニッケル 17倍
  • コバルト: 4倍
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