来月予定されている10倍規模の完全自動運転FSDのアップデートに伴い、その内容について新しい情報が明らかになってきました。今回、イーロン・マスク氏は、次回のFSDのメジャーアップデートでは、ドライバーの注意の必要性が大幅に軽減されることを認めました。FSDアップデートv13.2.9では、ドライバーに警告を発する前に短い猶予期間が導入されましたが、それ以外は、FSDアップデートv12.4で車内カメラベースのモニタリングが導入されて以来、テスラのドライバーの監視要件はかなり厳格でした。
テスラが監視要件の緩和を検討していることは、大規模な変更を含む次回のFSDアップデートに対する自信の表れである可能性があります。マスク氏は、次回のFSDアップデートがFSDv14になることを正式に確認しました。
これにより、ドライバーの注意の必要性は大幅に減少しますが、複雑な交差点、悪天候、異常事態などでは依然として注意が必要になります。注目すべきは、オースティンのロボタクシーFSDビルドは、米国の(一般ユーザーの)テスラ車に搭載されているものより約 6 か月進んでおり、このテスラAI には自動車が不気味なほど人間らしく感じられるようなさらなる進歩がいくつかあることです。
現時点ではまだ監視型
ドライバーの注意を大幅に軽減することが目標のひとつですが、イーロンは現実的な、しかし重要な注意点をすぐに付け加えました。FSDは依然としてユーザーの手に委ねられており、監視型であることに変わりはありません。彼は、複雑な交差点、悪天候、またはエッジケース(非常に稀な状況)では、依然としてドライバーの注意が必要になると述べました。つまり、ドライバーは、いつでも運転を引き継ぐ準備をしておく必要があります。

これにより、期待値を管理することができ、テスラは、より高い機能と安全性を備えたこのビルドに絶大な自信を持っているものの、これは依然として、ドライバーが注意を払い、必要に応じて運転を引き継ぐ準備をしておく必要がある、監視型のシステムであるという事なのです。
テスラがドライバーの監視を軽減する理由には、2つの要因があるようです。1つは、新しいFSDビルドの機能向上です。もう1つは、乗客が注意を必要とする簡単な操作を行っている間、乗客の安全を確保することです。
テスラのAIチームは、運転者は携帯電話を取り出してメッセージを確認したり、曲を変更したり、目的地を変更したりするためにFSDをオフにし、衝突を回避するという名目でFSDを再び有効にする場合が多い指摘しています。マスク氏は、これはFSDを有効にしたままにするよりも明らかに危険であるため、適切なドライバーの監視と乗客の安全確保のバランスを取ろうとしていると述べています。
今後の展望
オースティンのロボタクシーのFSDは、現在一般顧客が購入できる車よりも約6か月進んだバージョンのようです。テスラが顧客向けにリリースした最新のFSDは、5月にリリースされたFSDv13.2.9ですが、FSDv13.2で導入された大きな改善点を見るには、2024年11月まで遡らなければなりません。
これは、テスラが舞台裏で、ロボタクシー以外では見られないFSDの改善に懸命に取り組んでいることを示しています。イーロン・マスク氏は以前、オースティン特有のロボタクシーの癖は、顧客に提供される一般的なビルドや将来のロボタクシーのビルドには取り入れず、一般的なエッジケースとして学ぶべきだと指摘していました。
そうは言っても、10倍のパラメータFSDアップデートにより、車はより人間らしい、イーロンによると「不気味なほど人間らしい」感覚になるはずです。
まだ完全な監視なしの自動運転には至っていませんが、イーロンのコメントと興奮は、現在FSDv14と呼ばれている次回のFSDアップデートで大きな改善が行われることを示唆しています。
マスク氏は以前、FSD監視無しが今年、一部の都市で利用可能になる見通しであると述べており、おそらくこれは、この次のビルドがベースとなることを意味していると思われます。
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