テスラ、自動運転オプションFSDの移行サービスを次の四半期も実施へ

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テスラの株主総会で、イーロン・マスク氏は既存のオーナー向けにFSDオプションの移行を再開できるかどうか質問されました。マスク氏はしばらく考え込んでいましたが、聴衆の一人が「あと1四半期だけ再開できないか」と尋ねたため、最終的にこれを了承しました。

最後のチャンス?

これは、FSDオプション所有者がFSDの機能を新しい車両に移す最後のチャンスかもしれません。イーロン・マスク氏は、FSDの移管により、今後の車両販売による収益が失われると述べています。テスラがFSDの移管を提供する際は、その都度テスラの潜在的な収益に影響を与えます。

その一方で、特に期間限定のオファーであれば、現行のオーナーに新しい車へのアップグレードを促すインセンティブにもなります。テスラは以前、2023年第3四半期にFSDオプションの移行サービスを提供しました。FSDの移行は、現在FSDソフトウェアが利用可能な北米に限定されることが予想されます。

いつ提供するか?

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マスク氏もテスラも、FSDトランスファーが開始される時期については言及していません。テスラ車のアップグレードを検討しているオーナーは、このオファーが開始されるまで、新しいテスラを購入するのを待つ可能性が高いでしょう。これにより、一部の車両販売台数が減少することから、テスラはFSDトランスファーを再び利用可能にするまでにあまり長い時間をかけないと思われます。

今後のFSDトランスファー

イーロン・マスク氏は、FSDトランスファーの継続にあまり乗り気ではない様子でしたが、「あと1四半期だけ」ということで妥協しました。しかし、今後もさらに何かあるかもしれません。

マスク氏は、テスラには必要に応じて需要を増減させるさまざまな「手段」があると述べています。FSDトランスファーとテスラの紹介プログラムは、その手段の最たる例です。マスク氏は、テスラはFSDトランスファーをもう1度だけ提供するだけだと言っていますが、販売台数を増やす必要がある場合は、テスラは躊躇なく再びFSDトランスファーを提供するでしょう。テスラは、新型モデル3が中国で発表された際にこのような状況に直面しましたが、北米で提供されるまでには数か月かかりました。

FSDトライアルの追加

イーロン・マスク氏は、FSDのメジャーアップデートがリリースされるたびに、すべての車両オーナーに2週間の無料FSDが提供されることについて言及もしました。v12.4の次期アップデートではFSDの新たなトライアルは実施されないと思われますが、v12.5またはv12.6では、特にテスラが「アクチュアリー・スマート・サモン」(ASS)などの新機能を追加する場合、超音波センサーを搭載していない車両で初めてスマートサモンが利用可能になるかもしれません。

昨日、テスラがv4.34にアプリをアップデートしたことで、テスラは「サモン」(クルマを自分のところに呼び寄せている)している間、車のさまざまなカメラのライブビデオフィードを提供しようとしているようです。

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