カナダ運輸省 vs 米国運輸保安庁:テスラ、インジケーターアイコンのリコールを撤回

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テスラは、カナダと米国の規制の違いにより、今年初めに行った変更を元に戻し、カナダでインジケータアイコンを変更する2度目の無線リコール(OTA)を実施しました。

アイコンサイズの変更

米国運輸保安庁(NHTSA)は2月、テスラの駐車、ブレーキ、アンチロックブレーキシステム(ABS)のインジケーターアイコンに使用されているフォントサイズが小さすぎるとして、OTAリコールを実施しました。規制を遵守するため、テスラはアイコンを変更し、記号を削除し、実際のPARK、BRAKE、ABSの文字を大きく表示しました。

テスラは米国とカナダの両方でこの変更を行いましたが、カナダ運輸省は米国運輸保安庁と意見が合わず、テスラに再度OTAリコールを実施させ、元のアイコンに戻すという事態に至りました。

アイコンのみに戻す対応

今週、カナダ運輸省のウェブサイトに掲載されたリコール通知によると、同省はドライバーの混乱を避けるため、視覚的な警告には言葉の代わりに一般的なシンボルを使用するよう求めています。その結果、元のアイコンが復活し、この変更はソフトウェアリリース2024.3.25、2024.14.5、または2024.14.5より後のリリースに含まれています。

カナダ運輸省は、安全性に対するリスクは低いものの、カナダの規制に準拠するために変更を要求していると付け加えています。

以下は、すべてのインジケーターアイコンの比較で、駐車、ブレーキ、ABSの2種類のバージョンがあります。

金曜日にXアカウントでこのOTAリコールを最初に報告したところ、なぜカナダ運輸省はアイコンを要求するのだろうというコメントが多数寄せられました。

多くの人にとってはそうかもしれませんが、同じ意味の言葉よりも記号の方が記憶に残りやすいという研究結果もあります。また、カナダはバイリンガル国家であるため、英語の単語だけでなく、アイコンが必要だということも考えられます。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

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