テスラ、2022年11月のドイツでの販売台数がほぼ倍増

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ドイツのKBA(DOT)によると、11月中のドイツ国内における非国産大手自動車メーカーの販売台数で、テスラが最も成長したことが明らかになりました。

ドイツ国内の自動車登録台数を把握する政府機関であるドイツKBAは、2022年12月5日、昨月である11月の登録統計を発表しました。同機関の調べによると、テスラは販売台数で2.5%を超えるシェアを持つ非ドイツ国産自動車メーカーの中で最も成長率が高く、成長率は92.7%、2021年11月に比べて販売台数はほぼ倍増しました。販売台数を109.1%伸ばしたアウディに唯一負けました。

テスラは11月にドイツで合計10,819台を販売し、この数字はジープ(2,133台)、キア(6,887台)、トヨタ(7,188台)などのブランドを凌駕するものでした。テスラの販売台数は、フォード(13,567台)、シュコダ(11,226台)、オペル(12,799台)など、より定評あるブランドと互角に渡り合える距離にまで達するレベルとなりました。しかし、テスラはフォルクスワーゲン、メルセデス、BMWといったドイツブランドの販売台数には遠く及ばない状況です。

Credit: KBA

テスラは2021年11月から92.7%の成長率を記録しただけでなく、2021年の最初の11カ月間と比較して累計で58.7%も販売台数を伸ばしました。KBAは、どのモデルが最も人気があったかを明示していないですが、需要のトレンドで例年の傾向を踏襲するならば、テスラモデルYが同ブランドのベストセラーとなった可能性が高いと考えられます。

このほか、ポールスターは、同月の販売台数は1,669台と少なかったものの、昨年1~11月と比較して183.1%の成長となっています。ただし、同ブランドがドイツで車両販売を開始したのは、昨年の途中からであることに留意する必要があります。

もうひとつの成功は、電気自動車の販売台数に関してで、これは昨年から44%増加し、当月の新車市場の22.3%を占め、合計57,980台となったことです。このシェアは、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車のシェアがそれぞれおよそ17%であることを大きく上回りました。

ドイツは欧州最大の自動車市場であるため、欧州大陸の他の地域の優れた指標となることがこれまでも多くあります。もしこのトレンドが続くようなら、テスラは素晴らしい年末を迎えることができると考えられます。多くの人が、アメリカの自動車メーカーが販売台数の目標を達成できないかもしれないと考えていた不況から、かなりの好転を遂げることができるかもしれない、という状況です。

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