テスラ新型モデルYにV2L機能搭載!キャンプも停電もこれ一台で解決

TESLA News
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サイバートラックとテスラ他車種との技術的差がようやく縮まり始め、その第一歩として最適な方法が採用されました。テスラは本日、9月30日に米国で発売された新しいモデルYパフォーマンスが、サイバートラック以外の車種として初めて「V2L:Vehicle-to-Load(車から電力を取れる)」機能を搭載して出荷されることを認めました。

この待望の機能により、テスラで最も売れている車に強力な実用性が加わり、オーナー様は車両の巨大な高電圧バッテリーから直接電力を供給できるようになります。

仕組みと供給可能な電力

新型モデルYパフォーマンスのV2Lシステムは、簡便性と携帯性を重視して設計されています。従来は生産中止となったサイバートラック・ロングレンジ向けに開発された「モバイルコネクター用テスラ・アウトレットアダプター」を、パフォーマンスモデルに実装して使用することで、オーナーは、車の充電ポートから直接、120V・20Aの交流電力を引き出せます。最大出力は2.4kW(2,400ワット)となります。

これにより、幅広い実用的な用途に十分なパワーが供給されます。キャンプ場では照明、スピーカー、小型冷蔵庫の稼働や電子機器の充電が可能です。DIYプロジェクトや遠隔作業現場では、ほとんどのコード付き工具の駆動や機器の充電に活用できます。停電時等の緊急時には、この20Aコンセントが命綱となり、スターリンク、ルーター、医療機器、水ポンプなどの重要機器を稼働させ続けることが可能になるという事です。

サイバートラックとは若干異なる

このV2L機能は、サイバートラックの先進的な双方向電力技術がテスラの他車種へ展開される最初の事例となります。ただし、この事実を適切に理解するためには内容が重要です。モデルYパフォーマンスは、2つの出力ポートを備えた堅牢なソリューションを提供します。一方、サイバートラックは、荷台に強力な240V 40Aプラグを含む5つの専用オンボード出力ポートを備えたフルパワーシェアシステムを搭載し、総連続負荷は9.6kWと、モデルYパフォーマンスの4倍の電力を供給可能です。

モデルYパフォーマンスのV2L機能は電動工具や単体機器の駆動を可能にしますが、サイバートラックの装備はその一軒家全体の電力供給を可能にする性能になっています。

モデルYパフォーマンスのV2Lは、ラインナップに待望の機能をもたらす素晴らしい機能ですが、純粋な出力においてはサイバートラックが依然として別格の存在です。

不足している点:V2H

テスラは、モデルYパフォーマンスがV2Lをサポートするようになった一方で、完全なV2H(Vehicle-to-Home:車から家に)家庭用バックアップのためのハードウェアやソフトウェアについては何も述べていません。これはサイバートラックのパワーシェアシステムとの重要な差別化であり、パワーシェアはユニバーサルウォールコネクタとテスラゲートウェイと組み合わせることで、停電時に家庭をシームレスに稼働させるために最大11.5kWの電力を供給できます。

より多くの車種への展開は?

最も気になるのは、この機能が他の車種にも拡大されるかどうかでしょう。サードパーティ製アクセサリーが実証しているように、全てのテスラ車は充電ポートから電力の出力可能な仕組みです。しかしテスラ社は、バッテリーの劣化を考慮し、この機能を制限している可能性があります。モデルYパフォーマンスには新型パナソニック製バッテリーセルが採用されており、より多くの充電サイクルに耐えられるため、テスラ社は保証目標を達成しつつ、この機能を提供できると確信しているのかもしれません。

現時点では、テスラがサイバートラックのようにV2L専用のインバーターを最終的に搭載したのか、それともソフトウェア上の工夫をテスラが実装しているのかは不明です。

もし新しいハードウェアを実装している場合、あるいは新バッテリーが要因であるならば、V2L対応は新型車に限定されることになります。そうでない場合、将来的にはソフトウェア更新のみでテスラ全車種への機能追加が可能となる可能性があります。

モデルYパフォーマンスへのV2L搭載は、性能向上を求めない購入者層にとっても本モデルを現実的な選択肢とする、真に歓迎すべきアップグレードです。V2L機能に加え、無料のエクステリアカラーオプション、ホワイトインテリアへの無料アップグレードにより、ロングレンジAWDモデルとの価格差8,500ドルを相殺できる可能性があります。

これは双方向充電機能がニッチな機能ではなくなり、将来的にテスラの全モデルに追加されることを示す最初の兆候となるかもしれません。

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