テスラ、欧州でビジョンベースの新型オートパーキング機能をリリース

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Credit:Tesla
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本日、ソフトウェアアップデーバージョン2024.20.6とともに、テスラは北米以外の地域において、USS(超音波センサー)搭載車および非搭載車に、新しいビジョンベースの(センサーを使わずカメラ映像とAIトレーニングだけで実現する)オートパーキング機能を導入しました。

欧州で開始

ビジョンベースのオートパーキングのアップデートが北米以外の国々で提供されるのは今回が初めてであり、スペイン、ドイツ、フランス、イタリアなど、ヨーロッパ諸国で現在利用可能となっています。

欧州以外の国でも利用可能かもしれませんが、まだ確認できていません。この機能の実現にハードウェアの種類はあまり関係ありません。HW3以上のハードウェア、インテルおよびAMDベースの車両、超音波センサーの有無に関わらず利用可能です。ただし、車両に強化型オートパイロットまたはテスラの完全自動運転FSDパッケージが搭載されている必要があります。

ビジョン・オートパーキング機能

ビジョン・オートパーキングの最新バージョンは、非常にユニークで、新しいビジュアルも備えています。しかし、ハイ・フィデリティ・パーキング・アシストは、AMDプロセッサにのみ搭載されている機能で、周囲の3D再構成を表示します。インテル搭載車では、代わりにトップダウン(上から)の2Dビューが表示されます(インテルとAMDオートパーキングのビジュアルは違います)。

ビジョン・オートパーキングは、USSベースの旧オートパーキングよりもはるかに高速で、精度も大幅に向上しています。また、駐車スペースが狭くても駐車でき、駐車スペースの幅が運転する車の最大幅よりわずかに広いだけで駐車可能となっています。

新しいビジョンベースのオートパーキングは、駐車スペースへの後ろ向き駐車や縦列駐車には引き続き対応していますが、駐車スペースに車を正面から入れることや斜め駐車には、現時点では対応していません。

これは、北米以外の地域で販売されている車両にオートパーキングが搭載されるのは初めてのことです。今回、北米以外の地域で販売されている車両にビジョン・オートパーキングが登場したことを考えると、間もなく登場するFSDソフトウェアリリースで、おそらくこれらの車両にもスマート・サモン、パーク・シーク、バニッシュ・オートパーキングが搭載される可能性が高いと考えられます。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・編集して作成しています。

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