サンフランシスコでテスラの自動運転中に8台を巻き込む多重事故発生

tesla-model-s-crash

監視カメラの映像では、テスラモデルSが車線を変更し、ブレーキをかけている様子が映っています。

感謝祭の日に米国サンフランシスコのヤーバ・ブエナ・トンネルで8台の車が巻き込まれ9人が負傷する事故が発生しました。この11月に玉突き事故を起こした車(テスラモデルS)の運転手は、すべてを同社の完全自動運転(FSD)機能のせいだと非難していました。

今回、The Interceptが入手したこの事故の監視カメラの映像が、以下のツイッターに埋め込まれており、その様子を見ることができます。完全自動運転がアクティブになっていたとされるテスラモデルSは、車線変更の合図を出し、高速レーンに移動した後、前に車や障害物がない状態で、突然停止しています。

マスク氏が自動運転機能を発表して数時間後、ベイブリッジで突然停止し、2歳の子供を含む9人が負傷する8台の衝突事故を起こした自動運転テスラの監視カメラ映像を入手しました。
https://theintercept.com/2023/01/10/tesla-crash-footage-autopilot/

その停止後すぐに後続車による衝突が始まり、最終的には2歳の子供を含む9人が手当てを必要とする多重事故にまで発展しました。その上、The Interceptに掲載されたレポートによると、高速道路上の交通は1時間以上遮断され、人々の感謝祭の旅行計画はめちゃくちゃになった、とのことです。

さらに悪いことに、事故が起こるわずか数時間前に、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏がツイッターで、北米で15,000ドルのオプション料金を支払った人なら誰でも、テスラの完全自動運転ベータ版の機能を利用できると発表していたのです。

テスラ完全自動運転ベータ版は、北米でこのオプションを購入していることを前提に、車の画面からリクエストすれば誰でも利用できるようになりました。
テスラのオートパイロット/AIチームが大きなマイルストーンを達成したことを祝福します。

テスラは、FSDの「現在有効な機能はアクティブなドライバーの常時監視が必要で、車両を自律走行させるものではありません」とウェブサイトで述べています。同時に、米国運輸保安局(NHTSA)は、テスラが信頼性の高い運転支援を提供する能力にまた疑問符を付けるこの事件の調査に着手すると発表しました。

NHTSAによると、2021年7月から2022年6月までに報告された高度運転支援システムに関わる392件の事故のうち、ほぼ7割にテスラ車が関与しているということです。

別の調査では、同機能のユーザーから「解除回数が多くて迷惑している」との声が寄せられたため、FSDソフトウェアのハンズオンホイールアラートをオフにできるアップデートが2023年1月に予定されていることを、連邦機関がイーロン・マスク氏に詳細な説明を求めています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。

人気記事

ブレーキフルードも配管も全廃。テスラCybercabが採用した「完全ドライEMB」の構造と4輪独立制御
テスラでバッテリー残量ゼロになったらどうする? JAFの急速充電レスキュー呼出手順と車載必須ツール
テスラ画面でApple CarPlayとAirPlayがネイティブ動作。有志開発者がRyzen車載環境で実現した仕組み
ソフトウェアアップデート2026.38で何が変わる? Intel搭載車へのSC構内3Dマップ開放と「ダイナミック・ヘッドライト・レベリング」の正体
テスラ130kW対応の新型チャデモアダプターは買うべきか?2027年1月発売・10万円弱の費用対効果と充電口数12倍の実態
日本の狭い路地でテスラFSDに勝てるか?中国トップAIベンダーが仕掛けるローカライズ自動運転の勝算
なぜテスラは注文画面で大々的にアピールしないのか? パフォーマンス限定「生涯コネクティビティ」の譲渡制限と実質維持費
前面・側面・横転すべてで5つ星。2026年型テスラModel 3がNHTSA全試験で最高評価を獲得した骨格設計
狭い路地案内や誤った速度制限は直るのか? テスラが車載カメラ映像から自前生成するAIマップの実力
満車時は1分100円。テスラSC「充電時間超過料金」の課金条件と5分猶予ルール、米国で進む80%混雑料金の現在地

新着記事

元テスラ開発責任者が「カメラ単体は物理を無視した宗教」と語る真意。自動運転でレーダーを外した功罪とLiDAR併用の境界線
高速道路で143円/kWhは高いのか? チャデモの従量課金化で変わるテスラ長距離ドライブの充電戦略
テスラ、メルセデス、BMW、トヨタ×Momenta。自動運転で分かれた「レベル3限定派」と「E2E汎用派」の決定的な差
テスラでバッテリー残量ゼロになったらどうする? JAFの急速充電レスキュー呼出手順と車載必須ツール
塗装工場なしでどう色をつける? テスラ「サイバーキャブ」が検討したインモールドフィルム成型の仕組み
欧州は「Assisted Driving」へ呼称変更。名前と実態がズレるテスラ運転支援の責任境界と購入判断
ハンドル・ペダルなし自動運転車が12月から国内一律認定へ。国交省の保安基準改正とテスラ「サイバーキャブ」公道走行の要件
テスラ新型モデル3/Yの給電対応で東京都ZEV補助金「+10万円」は使える? クール・ネット東京の認定条件と別売アダプターの扱い
Intel搭載のモデル3/YにもGrokが来る? アップデート2026.38で見えた旧型Atom搭載車へのサポートファイル追加
テスラFSDと何が違う? 国産スタートアップ「チューリング」がカメラ7台と独自AIで挑む完全自動運転の仕組み

※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。加えて、記事内のリンクにはアフィリエイトリンクが含まれていることがあります。また、掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。更に、運営者はテスラ株式のホルダーです。

タイトルとURLをコピーしました