電気自動車のパイオニア、日産リーフは段階的に生産終了へ

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非公式な情報筋によると、電気自動車のパイオニア、日産リーフの販売期間はあと数年になるとのことです。

2010年に登場した世界初の全電動コンパクトメインストリームモデル、日産リーフの時代が終わろうとしています。非公式な情報源に基づくオートモーティブ・ニュースの興味深い記事によりますと、日産リーフは段階的に廃止されるとのことです。リーフ(現在、日本、米国、英国の3拠点で生産)の生産は、2020年代半ばまでに終了する見込みだということで、すでに2022年半ばにかかろうとしているので、せいぜいあと数年ということになります。

リーフ次世代バージョンの予定は無く、まったく新しい後継モデルが候補に挙がっています。オートモーティブ・ニュースは、日産の担当者がこの噂について推測したくないと述べていますが、それが本当であっても不思議はありません。

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Credit:Nissan

実は、英国のサンダーランド工場の場合、パイプラインにCMF-EVプラットフォームをベースにした新しい電気クロスオーバーがあることがすでに分かっています。2025年頃から、リーフの代わりに生産される予定です。

確かに日産リーフは先駆的なモデルでしたが、日産の前CEOであるカルロス・ゴーン氏の期待には応えられなかったようです。

日産は早くから完全電動自動車に着手し、3つの製造拠点、バッテリーの自社生産(NECとの合弁)など、多額の投資を行ってきました。合計4モデルを投入し、マス・スケールを達成することを目指しました。

しかし、残念ながら、販売は予想より一桁少ない結果となりました。米国テネシー州スマーナの工場だけで、15万台、バッテリーパックは20万個の生産を見込んでいましたが、しかし、最高の年(2014年)でも、日産リーフは米国において年間30,200台しか売れませんでした。そして現在、新型リーフの年間販売台数はその半分以下という惨状です。

日産は、(日産e-NV200以外の)計画や追加モデルの一部を廃止し、現在、リーフは、新型BEVモデルが立ち上がるまで、日産アリアと共存していくだけのようです。日産は、2030年までにラインアップを15車種(電動化23車種)拡大したいと考えています。米国では、2030年までに日産の新車販売の40%がBEV(バッテリー・エレクトリック・ビークル)になると予想されています。

日産アリアは別モデルですが、リーフに代わる他の新モデルがどのようなものかわかりません。後継車のプレビューとしては、2021年後半に公開された「日産チルアウト」コンセプトの延長線上のものになるかもしれません。

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