テスラは、米国で完全自動運転(監修型)FSDで提供されているものと同様の高度な運転支援機能を中国でも利用可能にするソフトウェアアップデートの展開を準備中であると報じられています。
この報道は当初、ブルームバーグ・ニュースが、事情に詳しいとされる人物の話としてシェアしたものです。
ソフトウェアのアップデート

Credit:Tesla
ブルームバーグの情報筋によると、まもなく展開される予定のこのアップデートにより、中国国内のテスラのオーナーは市街地で高度な運転支援機能を利用できるようになるとのことです。そして、このソフトウェアアップデートにより、テスラは出口、交差点、信号、方向転換、車線変更、速度調整に対応できるようになるとのことです。
これらの機能は、現在米国、カナダ、メキシコ、プエルトリコで展開されているFSD(監修型)と非常に類似している機能だと考えられます。
速報:テスラは中国でFSD機能を展開する準備を進めており、中国のEV所有者に一連のソフトウェアアップデートを提供する予定です。
対象は?
ブルームバーグの情報筋によると、FSDケイパビリティをオプション購入したテスラ中国の顧客が、今後予定されているソフトウェアアップデートを受け取ることになるとのことです。
しかし一方で、ブルームバーグのこの情報筋は、今回のソフトウェアアップデートが「完全自動運転(監修型)」(FSD supervised)と呼ばれるかどうかについては言及していません。
市街地で自動運転が可能になる今回のアップデートは、まず一部のモデルに展開され、その後徐々に拡大していく予定であると伝えられています。
マスク氏の中国進出
イーロン・マスク氏は、数年前から中国でのFSDリリース承認の取得を目指してきていました。何と言っても中国は今や世界で最もテスラ車が売れる市場になったのです。
2024年第4四半期のテスラの決算報告の電話会議でイーロン・マスクCEOは中国でのFSDリリースに関して同社が直面しているいくつかの課題について以下のように言及しました。
「現在、中国国外へのトレーニングビデオの移転が許可されていないため、いくつかの課題があります。また同時に、米国政府は中国でのAIトレーニングを許可していません。そのため、私たちは少し苦境に立たされています。まさにジレンマなのです。」
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