テスラのラッピングサービスが進化、新価格と新オプションでさらに手軽に

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Credit:Tesla
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先月、サイバートラックの社内ラッピングプログラムを中止したテスラは、多くの変更を加えて同プログラムを再導入しました。 それでは、当初のプログラムを見てから、変更された点について詳しく見ていきましょう。

当初のプログラム

テスラは2023年秋にモデル3とモデルYのラッピングプログラムを開始しました。サイバートラックの登場により、テスラはサイバートラック用のマットブラックとサテンホワイトのオプションを発売し、その後さらに11色を追加しました。

テスラは当初、車両の色を変えるだけでなく、塗装を保護する高品質のPPF(ペイントプロテクションフィルム)ラッピングを提供していました。PPFは従来のビニールラッピングよりも厚みがありますが、材料費が高く、施工に時間がかかります。

ビニールラッピングへ

テスラの新しいプログラムでは、PPFラッピングから従来のビニールラッピングに切り替え、より安価な価格で提供しています。これにより、テスラのラッピングサービスは、サードパーティの施工業者と比較しても遜色のないものになりました。

新しいラッピングの価格

まず最初に、ラッピングの価格は大幅に値下げされました。これは主にPPFからビニールへ変更されたことによるものです。これらの価格は、サードパーティの場所で見つかるものよりもまだ少し高めですが、テスラから直接入手できるという利点があります。

新旧のラッピング価格

テスラは当初11色のラッピングカラーを提供していましたが、現在は1台あたり8色に絞られています。興味深いことに、モデルによってカラーオプションが異なります。モデル3とモデルYのオーナーは、それぞれ独自のカラーパレットが用意されています。サイバートラックも独自のカラーセットを誇っていますが、残念ながら人気の高いサテンホワイトはカタログにありません。

もちろん、依然として人気の高いマットブラックは引き続き利用可能で、その他にもかなりユニークな鮮やかなカラーのセットも用意されています。

新しい場所

ラッピングプログラムが開始された当初は、対象地域はカリフォルニア州の3か所とテキサス州の1か所に限定されていました。つまりウェストコビーナ、オーシャンサイド、コスタメサ、サンタクララのいずれかで納車を受け取らない限り、テスラによるファーストパーティラッピングは利用できませんでした。

今回の新しいプログラムでは、テスラは元々の全店舗でラッピングを提供し、さらにワシントン州シアトルにも店舗を追加しました。当初、テスラがラッピングサービスを縮小したように見えたことが、実際にはより手頃で効率的なものにしたという事です。素材のビニールへの切り替えは一部のオーナーを落胆させるかもしれませんが、実際には、多くのオーナーはPPFとビニールの違いを知らず、テスラのサービスが不釣り合いに高価であるように感じていたでしょう。

新車購入時だけではなく

オリジナルのラッピングプログラムは新車購入に限定されていましたが、現在ではすでに納車された車両にもテスラのラッピングを施すことができます。 塗装の損傷や傷はラッピングの施工に影響を与える可能性があり、車両表面を滑らかにするために追加の時間が必要となる場合があります。また、ほとんどのサードパーティの施工業者は、外装表面の準備をするための追加料金を請求しています。

テスラは現時点では追加の表面処理料金を請求していないようで、2023年以降に納車されたモデル3、モデルY、サイバートラックであれば、どの車種にも施工が可能です。

いずれにしても、より安価なラッピングオプションにより、テスラは現在、サードパーティのラッピングショップと直接競合しています。他社よりもまだ少し高めですが、お客様の車両に精通した技術者による、細部まで行き届いた作業が提供されます。

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