テスラは中国における2023年の幕開けとして、モデル3およびモデルYの購入時に最大1万人民元（約19万円）の割引を受けられるいくつかの新しいキャンペーンを発表しました。このインセンティブは期間限定であり、2022年末に期限切れとなった国の補助金を再現するためのものです。
テスラの公式ウェイボーアカウントの2023年1月1日未明の投稿によると、モデル3およびYの購入者は、2023年1月1日から2月8日までに購入すると、6,000人民元（約11万4千円）の配送補助金を受けられるということです。さらに、認定プロバイダーから保険を購入した場合、さらに4,000人民元（約7万6千円）の保険インセンティブを受けることができます。
この2つを合わせると、モデル3およびモデルYの購入から10,000人民元（約19万円）の値引きとなり、これは2022年12月31日に失効した中国のNEV補助金にほぼ相当する額となっています。最近の他のキャンペーンとは異なり、これらのキャンペーンは、新規注文だけでなく、在庫車、デモ車、試乗車にも適用されます。
テスラは、これら2つのインセンティブに加え、2023年3月1日以前に納車する場合、3.5%の金利で融資を受けられるインセンティブも開始しました。
この新しいインセンティブは、テスラが中国で記録的な販売台数を記録している時に登場しました。11月、テスラは初めて中国での納車台数10万台を突破し、モデル3およびモデルYを中国国内で62,493台、さらに他の外国市場へ37,798台を輸出し、2022年の最後の月に合計100,291台を納車しました。
これにより、テスラ中国の年初から11カ月間の納車累計台数は65万5069台となり、2021年同期の40万2231台から約63％増加しました。12月も好調で、2023年にはテスラ中国がテスラの年間総納車台数の半分以上を占める可能性があります。
ウォール街のアナリストによると、テスラは世界中で約132万5000台を納車して年を越す見込みです。この数字が正確であれば、テスラの年間50％成長目標に非常に近づくことになります。2021年、テスラは合計936,222台を納車しました。テスラは2023年1月2日に第4四半期と年間の納車・販売台数を発表する予定です。
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