2021年11月、欧州でも中国でもテスラが売れまくり!

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世界的な低炭素化や脱炭素化の流れは自動車マーケットにも想像を超えるスピードでやってきているようです。今回は、2021年11月の欧州、中国におけるプラグイン車(PHEVとBEVのこと)の販売台数について見ていきたいと思います。

一つ目は、欧州においてもはやテスラモデル3は内燃機関車と肩を並べる水準に、そして2つ目の記事は中国国産プラグイン車の中で唯一テスラだけが中国国外メーカーで頑張っている状況を表したものとなっています。

モデル3が欧州で最も売れているEV&総合12位を獲得

モデル3はテスラの代表的な車種であり、欧州の人々にも大変人気があります。11月、テスラモデル3は、2021年11月に欧州で最も売れた電気自動車に、そして更に、全乗用車の中で12番目に売れたクルマとなりました。

2021年、テスラモデル3は引き続き欧州市場で最も人気のある車の一つであり、11月の販売台数はそれを明確に示しています。JATO Dynamicsのデータによると、テスラは先月10,739台のモデル3を登録し、この大きなマイルストーンを達成することを可能にしました。

11月には、モデル3が競合他社を大きく引き離してベストセラーEVとなり、その販売台数は前年同期比119%増に達しました。そのため、最も近い競合となったルノー・ゾエの登録台数は8,658台で、モデル3とは2,000台以上の差がついています。

ルーマニアの自動車メーカー、ダチア・スプリングは5,746台で3位につけています。そして4位は新顔のテスラモデルYで、登録台数は5,347台となりました。同車は欧州で丸3ヶ月しか販売されておらず、輸入スケジュールの関係で、販売・登録台数のピークは12月がメインとなります。

例えば、Teslastatsによると、ノルウェーだけで、12月26日現在、2,263台のモデルYがすでに登録されています。そしてトップ5を締めくくるのは、5,041台を販売したシュコダ・エニヤクでした。PHEVの第1位の販売台数はBEV(バッテリー型電気自動車)の10位より少なく、欧州ではBEVへの関心が明らかに高いことがわかります。

欧州25カ国のエネルギー別販売台数ランキング 2021年11月 トップ10

テスラは、モデル3の好調な販売により、またしても勝利を収めました。11月に欧州で最も売れた自動車(全タイプ)の総合ランキングで、モデル3は12位にランクインし、最も人気のある内燃機関車と競い合いました。

このランキングでの特徴は、電気自動車で唯一トップ15に入ったことで、消費者のニーズが高まっていることが明確であることを示しています。

また、モデル3は他の人気車種よりもかなり高価であり、時にはその2倍の価格であることも、このニーズの強さを物語っているといえるでしょう。したがって、テスラがより安価なモデルを発表すれば、すぐに人気が出て、世界中の多くの国で最も人気のある車の座を獲得すると考える理由は十分にあります。

中国ではプラグイン自動車販売台数の新記録を達成

中国におけるプラグイン電気自動車の販売台数は、11月に初めて40万台を突破し、過去最高を更新しました。

2021年11月の月間乗用車用プラグイン自動車の新車登録台数は41万3,094台(前年比106%)でした。台数の増加だけでなく、市場シェアも19%に上昇し、そのうち電気自動車が15%、プラグインハイブリッド車が4%と、非常に好調な状況となっています。

現在のニーズの高まりは、12月も非常に高い水準で推移していますので、12月の記録がどのようになるかご期待ください。おそらく、史上初めて50万台超の記録がでると考えられます。

中国におけるプラグイン電気自動車販売台数-2021年11月

今年に入ってから、中国では270万台以上のプラグイン自動車が販売され、市場全体の14.3%を占めています。BEVのシェアは11.5%です。現時点では、中国で2021年中にプラグイン車の販売台数が300万台を超えることは確実と考えられます。(2020年の127万台を大幅に上回る)

モデルランク

武陵紅光MINI EVは、「いつものように」11月に4万台を超えて首位に立ちましたが、その裏で興味深いことが起こりました。2位はテスラ「モデルY」で2万3117台、3位はBYD「秦プラス」PHEVで1万8054台という記録でした。BYDは合計で約9万台、BYD「秦」PHEV/BEV版は合計で約3万台という結果です。

2021年11月のランキングは以下のとおりです。

  1. 武陵紅光MINI EV – 40,395
  2. テスラ モデルY – 23,117
  3. BYD「秦プラス」PHEV – 18,054
  4. BYD 「宋プロ・プラス」PHEV – 15,097
  5. 理想 One EREV – 13,485
  6. BYD「秦プラス」EV – 10,097
  7. BYDハン(BEV) – 10,021
  8. BYDドルフィン – 8,800
  9. テスラ モデル3 – 8,615
  10. 長城Ora – 8,429

上記のランキングを見るとテスラ以外では、トップ10に中国製以外のEVは1台も入っていない状況です。いかにテスラが中国市場でその地位とブランドを浸透させているか明白です。また、直近では、テスラモデルYがモデル3を販売台数で抜いていますが、おそらく今後もこの傾向は続くものと考えられます。

この記事はこのサイトこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

これに加えてもちろん本国である米国でも売れているので、全く売れてないのは「日本だけ」という状況です。ちなみに日本では月間500台程度の売れ行きのようです。

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