アマゾン、出資しているリヴィアン社の電動配送バンの運用を欧州で開始

rivian-amazon-01

300台以上のリヴィアン電動配送バンを今後数週間でドイツに配備するとのことです。

欧州展開は小型タイプから

Eコマース大手のアマゾンは、リヴィアン製の電気配送車(EDV:Electric Delivery Vehicle)の欧州への展開を開始しました。ドイツに納車された300台以上のアマゾン用EDVは、今後数週間でベルリン、デュッセルドルフ、ミュンヘンのアマゾンの拠点から運行され、すでにドイツで保有する他ブランドの電気バン1,000台に加わることになります。

「アマゾンとリヴィアンは、最先端の電気自動車をゼロから開発・製造しました。現在道路を走っているものとは違います。パートナーズ社のドライバーの安全性と快適性は、私たちにとって最優先事項です。今日ドイツで発表する車両で、私たちはこの両面で新たな基準を打ち立てようとしています。」
https://youtu.be/tbZOcH9gp8Q

リヴィアンが語ったところによると、現在米国の500の都市と地域で運行されている3,000台のEDVは、EDV 500とEDV 700の両方の仕様(それぞれ500または700立方フィートの収納が可能)ですが、欧州仕様は小さめのEDV 500のタイプとの事です。EDV 500の全長は248インチ(6,300mm)、ホイールベースは157インチ(4,000mm)で、EDV 700の全長は277インチ(7,000mm)、ホイールベースは187インチ(4,700mm)となっているので、一回り小さめです。また、EDV 500の全幅はEDV 700より7インチ(180mm)狭く作られているの、小回りも効くEDVとなっています。

TSLA RIVN

環境負荷低減に一層貢献

アマゾンによると、欧州仕様の新型EDVのバージョンは、昨年からドイツで実際にドライバーによる徹底的なテストを実施したとのことです。これによりリヴィアンは、さまざまな天候や地理的条件における車両の性能、安全性、耐久性を最適化することができました。アマゾンによると、EDVの機能もまた、ドライバーの満足度と車両全体の機能性を確保するために改善されたとのことです。欧州仕様のEDV 500は、衝突警告システム、アダプティブ・クルーズ・コントロール、自動緊急ブレーキ、自動ドアロック、電動バルクヘッド、専用ソフトウェア・パッケージなどを装備しています。

アマゾンは昨年、電気バンやeカーゴバイクを使用してドイツ国内で4,500万個以上の荷物を配送したと発表しており、リヴィアンの新型EDVは、さらに多くの荷物を環境負荷が少ない方法で配送するのに役立つだろうとしています。同社は今後数年間で、ヨーロッパの輸送網の電化とCO2排出量削減のために10億ユーロ(約1570億円)以上を投資する計画で、ドイツはその総額のうち4億ユーロ(約629億円)以上を占めています。

2019年9月、アマゾンは、2040年までにCO2排出量を正味ゼロにするという気候に関する公約の目標の一環として、リヴィアンEDVを10万台発注しました。この契約によると、リヴィアンは2030年までに10万台の電動バンの全てを納入する必要があります。アマゾンの公表した映像は以下をご覧ください。

この記事はこの投稿を引用・翻訳・編集して作成しています。

テスラ関連の最新記事を毎日随時アップしていますので、過去のニュースはこちらを参照ください。

人気記事

ブレーキフルードも配管も全廃。テスラCybercabが採用した「完全ドライEMB」の構造と4輪独立制御
テスラ画面でApple CarPlayとAirPlayがネイティブ動作。有志開発者がRyzen車載環境で実現した仕組み
ソフトウェアアップデート2026.38で何が変わる? Intel搭載車へのSC構内3Dマップ開放と「ダイナミック・ヘッドライト・レベリング」の正体
テスラ130kW対応の新型チャデモアダプターは買うべきか?2027年1月発売・10万円弱の費用対効果と充電口数12倍の実態
なぜテスラは注文画面で大々的にアピールしないのか? パフォーマンス限定「生涯コネクティビティ」の譲渡制限と実質維持費
前面・側面・横転すべてで5つ星。2026年型テスラModel 3がNHTSA全試験で最高評価を獲得した骨格設計
CHAdeMOアダプター不要の時代へ。テラチャージが2028年よりNACS充電器2,500口を展開する意味
【2026年最新】テスラのおすすめカスタムロック音・施錠音サウンド集|人気ビデオゲーム・映画・アニメ効果音
満車時は1分100円。テスラSC「充電時間超過料金」の課金条件と5分猶予ルール、米国で進む80%混雑料金の現在地
特許図面で判明した新型テスラ・ロードスターの空力設計。700kgのダウンフォースを生む格納式2分割リアウイングと3秒展開リンク機構

新着記事

テスラ2026年Q3決算:FSD装着率75%突破と売上280億ドル、セミ量産・オプティマスライン稼働で進む現場の実態
ハンドルもペダルも消える日。テスラCybercabが日本の自動車部品メーカーに突きつけた「曲がる・止まる」のパラダイムシフト
テスラ補助金が最大127万円から約76万円へ? 2027年1月CEV改定で迫る「駆け込み購入」のタイムライン
民間車検場でテスラを通すための必須チェック。OBDポート接続機器の取り外しと事前準備マニュアル
20等級でも年間20万円超? テスラオーナーが車両保険の保険料を圧縮する免責金額と特約の選び方
テスラFSDは2026年内に日本解禁されるのか? 代表発言「100%努力」の裏にある国交省協議とタイムリミット
高速ICから住宅街のコンビニへ。テスラが川崎子母口を皮切りに「生活動線10店舗」を急ぐ理由
テスラ画面でApple CarPlayとAirPlayがネイティブ動作。有志開発者がRyzen車載環境で実現した仕組み
マンションの機械式駐車場にテスラは入るのか? 全幅1,850mm・車重2tの壁とパレット底打ちを防ぐ実寸検証
Intel搭載テスラModel S/XにFSD v14.3 Lite配信開始。HW3向け軽量版で追加された機能と非対応の機能一覧

※免責事項:この記事は主にテクノロジーの動向を紹介するものであり、投資勧誘や法律の助言などではありません。また、記事の正確性を保証するものでもありません。加えて、記事内のリンクにはアフィリエイトリンクが含まれていることがあります。また、掲載情報によって起きたいかなる直接的及び間接的損害に対しても、筆者・編集者・運営者は一切責任を負いません。更に、運営者はテスラ株式のホルダーです。

タイトルとURLをコピーしました