テスラの新機能!グリーンとオレンジのドットが示す驚きの意味とは?

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Credit:Tesla
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  • テスラは新たにクルマのスクリーンに表示する情報としてグリーン・ドットとオレンジ・ドットを導入しました。車内カメラやマイクの使用状況を示すことで、プライバシー保護と透明性を向上させています。
  • グリーン・ドットは車内カメラを活用したオートパイロット機能を示し、ドライバーの運転への注意を監視しながら安全性を確保します。
  • オレンジ・ドットは車内のマイクがアクティブであることを示し、緊急車両の音声検知など、将来的な機能向上に役立つデータを収集します。

長年にわたり、テスラは特定のハードウェアまたはソフトウェア機能が有効になっていることを示すユーザーインターフェイス要素を導入してきましたが、今回の2つの新しいドットも同じパターンに従っています。

2024年6月、テスラは車両の位置情報にアクセスしているサードパーティ製アプリを確認できる機能を導入しましたが、今回の新しいインジケーターのドットも同様の目的を持っており、プライバシーに影響を与える機能の透明性を向上させることを目的としています。

グリーン・ドット

テスラのディスプレイまたはモデルSとモデルXの計器クラスターにグリーン・ドットが表示されていることに気づいた場合、テスラのハンドルに手を添えないでも使えるオートパイロット、完全自動運転FSD機能が利用可能であることを意味します。

FSDまたはオートパイロットが有効で、車両が車内カメラを使用してドライバーを監視している場合、画面にグリーン・ドットが表示される仕組みです。

車内カメラでの監視は、ハンドルのトルクを感知する旧来の方法よりもはるかに優れたスマートな方法です。車内カメラは、ドライバーの顔の向きと視線を追跡し、ドライバーが確実に道路に集中しているかどうかを検出します。ドライバーが長時間道路から目をそらした場合、車両はドライバーに警告を発しますし、反復的な複数の違反に対しては警告を発します。

また、車内カメラが遮られたり、見えにくくなったり、あるいは単に車内が暗すぎる場合には、車両はハンドルのトルクを検知する方式のドライバー監視に戻ります。

グリーン・ドットの存在は、車内カメラが使用されていることをドライバーに知らせるだけでなく、ハンドルから手を離してよいかどうかをドライバーに知らせることもできます。実は重要なのは、車内カメラで撮影した画像や動画は車両内で処理され、テスラが機能改善のために使用することを許可しない限り、車両の外部に出ないということです。プライバシーとデータ共有ポリシーは、「コントロール」>「ソフトウェア」で確認でき、下部にある「データ共有」ボタンをタップすると表示されます。

オレンジ・ドット

オレンジ色のドットは、グリーンと類似の機能を持ちますが、車内カメラの使用を示すのではなく、車両のマイクがアクティブになっているときに表示されます。これは、ソフトウェアアップデート2025.2で追加されたもので、現在、緊急車両やその他周囲の車両が発する「音」を検知し、将来的に車両が周辺の環境をよりよく理解するのに役立つ音声データを収集しています。

テスラは現在、緊急車両が視界に入る前からそれを検知する能力を向上させるために、クルマの周りの音声データを収集しています。この機能は、他の追加機能とともに、FSD v14に追加される予定です。

車内カメラの分析と同様に、ドライバーはテスラと音声データを共有して、検知精度を向上させることができます。最近のソフトウエアアップデート後、「音声検知分析を許可」というプロンプトが多くのユーザーに表示されました。これをユーザーが承諾した場合、テスラは特定の音声データを使用して検知モデルの改善に役立てることがあります。テスラに送信されるデータは特定のユーザーや車両に関連付けられていないため、特定の個人に結びつくことはありません。

それ以外の場合、音声検知と処理はすべて車両内で完了するため、ドライバーのプライバシーは確実に保護されます。

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