冬に立ち往生した際に電気自動車でどれくらいの時間生き延びられるか、疑問に思っているなら、この動画が答えになるかもしれません。
実験の概要と結果
電気自動車は、特に街中を低速で走行する際に、その効率の良さで知られています。 電気自動車は、走行速度が遅いほどエネルギー消費量が少なくなるため、この点で内燃自動車よりも大きな利点があります。
しかし、EVが電源を入れ、停止している状態でどれくらいのエネルギーを使用するのか、疑問に思ったことはありますか?ガソリン車では、アイドリング中も含め、エンジンが動いている間は常に燃料が消費されています。では、EVの場合はどうでしょうか?
カナダのユーチューバー、FrozenTesla氏は、自身の2024年モデル3ロングレンジAWDを使用して、気温がマイナス28℃まで下がる凍えるような夜の間、エンジン(電源)をかけっぱなしにして、ガソリン車と電気自動車の消費エネルギーを測定してみました。
これは、車をパーキングに入れてエンジンをかけたままにするというものではありません。この実験は、人が立ち往生して暖かく過ごさなければならない状況をシミュレーションするためのものです。そのため、空調コントロールやシートヒーター、ステアリングヒーターなどはそのままの状態にしておきました。
この実験は午後9時30分に開始され、車のバッテリー充電量は66%の状態でした。空調システムは20℃に設定され、前部座席のシートヒーターは自動に設定され、ハンドルヒーターも作動したままにされました。
約1時間後、SOC(充電容量)は約4%減少しました。さらに1時間後、バッテリー残量はさらに3%減少しました。翌朝、一晩中「アイドリング」状態にしておいた車のバッテリー残量は29%でした。これは1時間あたり平均3%の損失に相当します。
合計すると、12時間のアイドリング中に34.4kWhのエネルギーが使用され、これは米国の平均的な電気料金0.176ドル/kWhを考慮すると、6.05ドルに相当します。
ガソリン車との比較
これと比較すると、4気筒1.5リットルのガソリンエンジンは、アイドリング時に1時間あたり約0.16ガロン(605mL)の燃料を使用する、とEngineering Explainedのビデオは説明しています。それを12時間続けた場合、アイドリング12時間で1.92ガロン(7.27L)の燃料が消費されることになります。米国でのガソリンの平均価格は3ドル/ガロンなので、5.76ドルとなります。コスト面では、EVの方が効率的ではありませんが、公平を期すために言えば、米国では1.5リッターエンジンは非常に珍しいものです(通常はもっと大きく、燃料消費量も大きい)。
しかし、これは一部の話に過ぎません。ガソリンエンジンを長時間アイドリング状態にしておくことは、エンジンの健康状態にとってあまり良いことではありません。エンジンオイルが燃料で汚染される可能性があり、長期的には潤滑効果が低下し、内部に損傷を与える可能性があります。オイル交換でこの問題は解決しますが、その分、より多くのお金がかかります。さらに、排出ガスという問題もあります。
電気自動車を「アイドリング」状態にしておいても、バッテリーに蓄えられたエネルギーがグリーン由来のものであれば、排出ガスはゼロです。一方、ガソリンエンジンをアイドリングさせると、間違いなく有害なガスが排出されます。
ですから、電気自動車で立ち往生してしまった場合(ありがたいことに、そのようなことは滅多にありませんが)、バッテリーに十分な充電があれば、少なくともガソリン車よりもエネルギー消費が少なく、環境へのダメージも大幅に少ないと期待できるのです。
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コメント
電気を作るための燃料は、空気を汚さないの?
日本のEV自動車は何故に駄目になった、バッテリーも高速充電器も世界標準からかけはなれ使い物にならない、世界のEV車買っても宝の持ち腐れ、太陽光発電で発電しダイリョウリョウの蓄電池バッテリーで馬鹿高いガソリン電気代0が20年前にで来ていた筈、今頃都知事は太陽光発電に補助金出してます、今からでもやりましょう。
こんなアホな記事に騙される奴は弩アホやで(笑)
電気自動車売りたい奴らから金もらって書いてるだけや言うねん。
なんというズレた記事だ
極寒の状態で立ち往生になったときに
環境の心配とは、、、
豪雪の中で長時間のアイドリングは一酸化炭素中毒死の原因になる「極めて危険」な行為。
ガソリン車は携行缶やレスキュー車で給油できるけどEVは無理、というのがポイントだったハズです。
最後の方に「テスラ関連の最新記事を毎日随時アップ」=BEV派の記事。
免責事項:「記事の正確性を保証するものではない」=皆さんのコメント同様、記者のそれもYoutuberで見かけた実験を搔い摘んだだけなんだから、噛みついても反論しても無意味なのよ
極寒地でのバッテリー切れや
燃料切れは命の危険を伴います。
環境の整っている場所と違い
燃料の補給ですらままならない場所で
電気があるとは思えません。
地域の環境に見合う動力でなければ
普及しないと思いますが。
ガソリンスタンド並みの数の充電ステーションなど実際実現できると思ってる方
その供給源はどこからなのでしょう?
約10年前からテスラ(ModelS)に乗っている者です。
当初は充電ステーションが少なくて困ることもありましたが、最近では自動車ディーラーやスーパーマーケット、コンビニなどでも充電できるところがあり、正直ガソリンスタンドよりも充電ステーションを探す方が容易になってきていますよ。
基本的に電気が一番復旧早い事が多いんだよ
ガソリンスタンド並みに〜って意見も変な話で
EVは電気が通ってれば最悪どこでも充電環境を作れるよ
緊急時のことだよね?普段ならガソリンだってそこら中でガソリン入れてる?だいたい決めた場所で入れてるでしょ
EVになったときだけ特殊条件にして叩こうとしすぎとおもう。
車の買い替えスパンから考えたら将来どうなるかなんて今はどうでもいいことでただの新しい選択肢なんだから叩くほどのこじゃない。
散々既出だけど、酷い記事だね。
寒い場所での立往生は、EVの最大の欠点の一つ。
というか、欠点の代表だ。
これを理由に、EVを買わない人もいると思う。
それと、立往生なのにハンドルウォーマーONは、おかしいのでは。
そもそも最初は「そのまま」と書かれていたので、ONなのかOFFなのかわからなかった。
アイドリングで600ccというのも、1500ccとはいえ少ない感じがする。
最近の車はアイドリングも省エネなのかな。
吹雪などで車が動かなくなった時は、エンジンを停止しないと排ガス中毒で大変な事になる場合があるのでガソリンエンジンは停止しないと駄目です。
EVを認めたくない気持ちが先行して、雪で立ち往生した場合はガソリン車はエンジン切らないと排ガスで死ぬ可能性があることを棚にあげてEV叩きはどうなのって思う。
ガチの雪で立ち往生した場合に限り、救助くるまでの安全性に関してはEVのが安心なのは間違いないでしょ
その後に充電どうこうは利便性と手間の問題であって、ガソリンだって大渋滞のあとは自分に回ってくるまでめちゃくちゃ時間かかるし。
充電量によるって人は、ガソリンも同じだし、排ガス充満問題にあわせてEVも暖気しないで過ごす同じ車内環境なら自然放電分しか減らない
から動けなくなるほど残量無くなることはないと思う
一生ガソリン車だけ乗るのは勝手にしたらいいんだから一々実験データにすら目くじら立てなきゃいいのに
ガソリン車はエンジンオイルを持ち出し落として、EVはクリーンエネルギーを使えば排出ガスがゼロって、筆者は凡人を電気自動車に誘導したがってるのを読んでる人は気付いてる?
トラブルで立ち往生、それももしかして命に関わるものだったとして
それなのに燃費とか公害を比較とかリベラルだけが喜びそうな記事だね
どっちでもいい(お好み)と思いますが、5分以内で満タン(満充電になる方)を私は選びます!
製造時の環境負荷はガン無視
バカ丸出しの提灯記事。この12時間だけの話をして何の意味があるの。製造過程から廃棄までの話をしないとダメだろ。
充電の電気代、充電効率100%で計算してんのかよ
電欠、ガス欠になったら、ガソリン車はガソリン持って来れば動きますがEV車は?
電気自動車の方が良いと無理くり記事作りました感が凄い!こんなの読んで「やっぱり時代は電気自動車だなー」って思うわけないだろ。EV乗った人がガソリン車に戻りたいと思うのは1%とかありえない。使い勝手もEVが悪いのに。ということで詐称記事ですね。
エンジン車の場合、少し暑いぐらいに車内を暖めてエンジンを止め、寒くなってきたらエンジンをかけるといった、断続暖房することで燃料節約ができる。状況によっては生き延びる時間を延ばす手段になる。電気自動車では断続暖房してもほとんど節約にならないか、逆効果と思われる(家庭用エアコンがつけたり消したりするとかえって電気代が増えるのと同じ)。
好みは各自自由ですが、どちらが環境負荷が少ないか?は科学的に判定すべきです。
evはバッテリー材料の採掘時に多大な環境破壊が行われます。次に製造時の環境負荷が大きい。この二つがあるから値段も高くなるわけです。そして走行時の電力を賄う発電所での環境負荷があり、バッテリー廃棄時の環境破壊があります。しかもバッテリーの寿命が短く、その交換でも二重に環境破壊が行われます。
ですから環境への負荷がはるかに大きいのはevです。この記事は偽りです。