テスラは2024年第3四半期に合計462,890台の車両を納車しました。その内訳は、モデル3/Yが439,975台、モデルS/モデルX/サイバートラック/セミが合計22,915台です。これらの数字は、ウォール街でアップサイドに予想された数字には届きませんでしたが、テスラが2024年第3四半期に中国自動車メーカーBYDを上回り、バッテリー式電気自動車(BEV)の世界最大の販売台数を記録するには十分なものでした。
2023年4QはBYDが
テスラは概ねBEV販売台数で世界をリードしてきましたが、2024年第4四半期にはBYDがこのアメリカの電気自動車メーカーを追い抜きました。
BYDの快挙はテスラ批判派に賞賛され、多数の主流メディアによって広く報道されました。しかし、ロイター通信のレポートで述べられているように、中国自動車メーカーによるBEV世界トップ企業の座は長くは続きませんでした。2024年第1四半期にはテスラが王座を奪還したのです。
依然として世界トップのBEVメーカー
これは2024年第2四半期も同様でした。そして今回、テスラとBYDが2024年第3四半期の車両納入実績を発表したところ、米国の電気自動車メーカーが依然として世界トップのBEV企業としての地位を維持しているようです。2024年第3四半期にテスラが納車した車両の総数は462,890台で、前年同期比で6.4%増、2024年第2四半期比で4.26%増となりました。
同期間において、BYDは443,426台のBEVを販売し、前年同期比で2.74%増、前期比で4.08%増となりました。テスラのBEV販売台数には及びませんが、世界中の複数の市場でテスラモデルYとモデル3が著しい好調なパフォーマンスを見せていることを考慮すると、BYDの2024年第3四半期の業績は決して侮れるものではありません。
BYDはプラグインハイブリッド車を含む、乗用車および商用車の幅広い新エネルギー車(NEV：BEV、PHEV、FCV)を販売していることを指摘しておくべきでしょう。BYDのプラグインハイブリッド車の販売台数を第3四半期の数字に含めるのであれば、中国自動車メーカーの業績はさらに印象的なものとなります。BYDは2024年第3四半期に、乗用NEVを合計1,129,256台販売し、前年同期比で37.36%増、前期比で14.91%増となりました。
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