テスラの電気自動車は概ね好評ですが、ハンドルに備えられた方向指示器など、先進的な機能の一部は多くの批判を集めてきました。 ノルウェーの自動車教習所がテスラの論争の的になっている方向指示器の回避策を考案した理由のひとつはこれです。そして、今のところその成果は上々です。
後付け可能なサードパーティ製の方向指示器レバー
ノルウェーの自動車教習所、エリート・トラフィックスクール(Elite Trafikkskole AS)は、テスラ車を多数保有しています。以前のモデルYなどの車種では従来の方向指示器を使用していましたが、新しいモデル3ではハンドルに方向指示器が搭載されていました。エリート・トラフィックスクールのデイリーマネージャーであるヨン・ケティル・カルレコット氏は、新しいモデル3のハンドルに搭載されたタッチ式の方向指示器に満足していないとレポートしています。
同校は、新型モデル3に後付け可能なサードパーティ製の方向指示器レバーを入手し、また、方向指示器を操作するためのプログラミング可能なワイヤレスボタンをステアリングホイールの裏側に設置してみました。
Tek.noのレポートで述べられているように、プログラミング可能なワイヤレスボタンは今のところ非常にうまく機能しています。
「私たちは後付け可能な標準の方向指示器レバーを購入しましたが、今のところ、これらのボタンで非常にポジティブな経験をしています」とカレコッド氏は述べました。
実地試験でも
改良されたモデル3のステアリングホイールの裏側にワイヤレスボタンを配置することで、同校の学生たちは必要な時に簡単に操作できるようになりました。カレコッド氏は、ステアリングホイールにボタンを配置したことは実際にうまく機能していると述べています。学生たちがステアリングホイールを適切に握っている時にボタンに手が届きやすいからです。
「以前は方向指示器レバーがハンドルの後ろについていましたが、今ではプログラミング可能なボタンを後ろに配置するのが自然なことになりました。生徒たちに正しいハンドルの握り方を教えると、彼らは簡単にこれらのボタンに手が届くようになります」
この教習所のソリューションは実地試験でもうまく機能しているようで、エリート・トラフィックスクールでは、物理的なギアシフトレバーが残っているモデルYと旧モデル3にもワイヤレスボタンを装備しています。エリート・トラフィックスクールが公式Facebookページで発表したところによると、同校の生徒である19歳のナタリー・アイナーセン=エヴェンセンさんも、改良されたモデル3で運転免許試験に合格したとのことです。
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