テスラのオートパイロット担当ディレクターがイーロン・マスク氏支持の記事公開

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Credit:Tesla
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テスラのオートパイロットプログラム担当ディレクターが、今週6月13日に開催される年次株主総会を前に、イーロン・マスク氏の2018年報酬プランを承認することを支持する記事を書きました。

AIと自動運転のキードライバー

テスラのオートパイロット・ソフトウェア担当ディレクター、アショク・エルスワミ氏は、マスク氏を「テスラのAIと自動運転のキードライバー」と評する記事をXに執筆しました。エルスワミ氏は、テスラでの初期の頃を振り返り、マスク氏が同社を現在の地位に押し上げたことを指摘し、特にセンサーからカメラベースのハードウェアへの移行の決断に焦点を当てて、以下のように書いています。

「彼は、センサーの補助装置や高精細地図に頼るのではなく、自動運転の解決にカメラ映像(ヴィジョン)とAIに賭けた人物でした。FSDの最新バージョンを体験した人なら、重要なものをすべて認識し、純粋な視覚(ピュア・ヴィジョン)に基づいて車を運転できることは明らかでしょう。」

オートパイロット開発責任者はテスラに10年以上勤務しており、その間、テスラは電気自動車(EV)のニッチな販売業者から、業界全体が模倣しようとするEVの巨大企業へと成長しました。マスク氏は長年にわたりオートパイロットと完全自動運転(FSD)の支持者であり、自動運転を実現することが同社にとって最も収益性の高い、そしておそらく最も重要な貢献になるとたびたび述べています。

「しかし、2020年以前には、ほとんどの人はそのことに気づいていませんでした。実際、この分野における多くの「専門家」は、テスラとイーロンを嘲笑していました。私たちは、何百万台もの車に監修型FSDを搭載することで、彼らの考えが間違っていることを証明しました。また、優れたAIソフトウェアがあれば、車が曲がり角や交差点、歩行者へ道を譲るなど、市街地走行の複雑さを、カメラを通して外を見るだけで処理できることも示しました。」

ヒト型ロボットの開発にいち早く着手

マスク氏がカメラとニューラルネットワークをベースとしたオートパイロットとFSDに取り組んでいることに加え、エルスワミ氏は、チャットGPTやその他の一般的に使用されているAIの例が以前は存在しなかったにもかかわらず、マスク氏がヒト型ロボットの開発にいち早く着手していたこともレポートしています。

エルスワミ氏の X に関する記事全文は、以下でご覧いただけます。

マスク氏は、エルスワミ氏の X に関する記事に対して、彼が AI/オートパイロットチームに最初に加わった人物だったと指摘し、今回マスク氏が彼に記事を書かせたわけではないと付け加えました。

「アショク、ありがとう!
アショクはテスラAI/オートパイロットチームに最初に加入した人物であり、最終的にはAI/オートパイロット・ソフトウェアのリーダーに昇進しました。
彼と素晴らしいチームメンバーがいなければ、私たちは自動運転技術を提供するサプライヤーを探しているだけの、ありふれた自動車メーカーとなっていたことでしょう。
ちなみに、私は彼に何かを言うように勧めたことは一度もなく、彼がこれを書いたことを知ったのは10分前にこれを見たときでした!」

テスラの年次株主総会が13日木曜日に開催され、株主は現在、さまざまな提案について投票を行っています。 最も注目すべきは、デラウェア州からテキサス州への法人移転と、1月に裁判官によって却下されたマスク氏の2018年報酬プランを承認する提案3と4でしょう。

多くの株主が、この数ヶ月間、この計画について声を上げてきました。テスラ自身も、これらの提案に賛成票を投じるよう投資家に呼びかける広告や専用ウェブサイトまで用意して、この計画を推進しています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・抜粋・編集して作成しています。

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