テスラ株強気派は、インベスター・デイでの次世代プラットフォームに期待

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Credit:Trubni/Instagram
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2023年のインベスター・デイのイベントには、楽しみなことがたくさんあります。イーロン・マスク氏のマスタープランPart3が語られ、同社の製造能力の極限規模へどのように到達する計画かが明らかになると予想されます。これとは別に、EVメーカーの次世代プラットフォームの詳細も語られる予定です。

テスラの手頃な価格のEV(いわゆるモデル2)に向かう道は、これまで長いものでした。イーロン・マスク氏は、楽観的すぎるスケジュールと目標で知られていますが、この車についてはかなり保守的になっています。たとえば2021年第4四半期の決算説明会では、マスク氏は「テスラには課題が多すぎるから、2万5000ドルのクルマには取り組んでいない」ときっぱり言い切ったことも有るほどです。

その後、テスラの手頃な価格のEVに対するマスク氏の語り口は変わり、マスクCEOは、テスラが単に未来的なデザインのロボタクシーを作る事になると示唆しました。しかし、2022年11月にインドネシアのB20サミットでは、テスラが本当に手頃な価格の電気自動車を出す必要があることをCEO自身が認めています。

そして、インベスター・デイを間近に控え、テスラの次世代車に関する詳細が取り上げられると予想されます。ロイター通信が述べたように、手頃な価格の電気自動車は、マスタープランPart3の目玉となりそうなのです。しかし、この車に対する興奮が伝わってくる以上、テスラ強気派もこのプロジェクトに対して相当保守的な見通しを採っているようです。

第3世代プラットフォームの新しい車両がインベスター・デイで発表されれば、イーロン・マスク氏はおそらく車両の初期生産と納入のタイムフレームを共有することになるでしょう。ディープウォーター・アセット・マネジメント社のマネージング・パートナーで、長年テスラ株の強気派であるジーン・ムンスター氏のように、マスク氏の第3世代プラットフォーム車のタイムラインには慎重なスタンスを取るのが賢明だと考えられます。

「マスク氏を読み解くための公式は、相当シンプルなのです。彼が言っているスケジュールを何でもいいから2倍すればいいのです。」 ミュンスター氏は、テスラの第3世代車両プラットフォームは、早くても2025年頃にロールアウトされると予想していると述べています。

テスラは、次世代プラットフォームをめぐる盛り上がりを意識しているようで、パロアルトにあるエンジニアリング本部のグランドオープンを記念したビデオで、まだ発表されていない車両のスケッチと思われる映像を故意に?公開しました。スケッチの中の車は、数年前にテスラ中国の求人情報に掲載された謎の車と非常によく似ており、ハッチバックのようで、実際に販売されれば非常に人気がでそうなクルマです。

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Credit:Tesla
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