テスラ中国、新型モデル3製造設備更新のため?ギガ上海の生産を一時停止

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Credit: The Kilowatts/Twitter
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過去数ヶ月間、テスラファンたちは、同社のモデル3のアップデート「プロジェクト・ハイランド」の目撃情報を熱狂的に追跡してきました。このたび、この電動セダンのアップデート版が中国に登場することを示唆するレポートが登場しました。

テスラ中国は現在、ギガファクトリー上海でモデル3セダンおよびモデルYクロスオーバーの2車種を生産しています。この施設は、テスラにとって現在最も生産台数の多い工場であり、現在、海外と中国国内の両方の市場に対応する車両を生産しています。テスラが本当にモデル3のアップデートを準備しているのであれば、ギガファクトリー上海でアップグレードを実施することは意味があることです。

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2023年後半にも登場の噂があるリフレッシュ版テスラモデル3

ブルームバーグ・ニュースの報道によると、テスラ中国は2月末までギガファクトリー上海での生産を一部停止する予定です。同施設には車両製造に使用される2つのフェーズがあり、このモデル3のアップグレードが進む中、第1フェーズの一部の労働者は、早ければ日曜日から生産ラインに入れなくなると報じられています。

ブルームバーグ・ニュースは、この件に詳しいとされる人物の言葉を引用して、ギガ上海の生産ラインのアップグレードは、過去2カ月間にわたって段階的に展開されてきた、と報じています。そのため、改良が行われても、施設は通常通り稼働し、自動車を生産することができる状態です。しかし、今度の停止で、今回の生産設備のアップグレードはほぼ完了したのではないかと推測されます。

ギガ上海のアップグレードによって、この施設がテスラの「プロジェクト・ハイランド」モデル3セダンを生産することになるかどうかは、まだ正確には分かりません。とはいえ、これまでの報道では、プロジェクト・ハイランドの対象となる新型モデル3は2023年第3四半期頃に生産に移されるはずだとされてきました。今回の動き、来るモデル3のアップデートが、今年後半の完全な展開に向けた前進となる可能性を示唆しています。

これまでの報道通り、「プロジェクト・ハイランド」はモデル3に多くの重要な変更を導入することになります。これらには、インフォテインメント・システムの刷新、エクステリアとパワートレイン性能のアップデートが含まれると報じられています。車両の製造もアップグレードされ、「プロジェクト・ハイランド」のユニットには、これまでのテスラモデル3よりもはるかに少ない部品が使用され、大幅なコストダウンが実現すると伝えられています。

この記事はこのサイトを引用・翻訳・編集して作成しています。

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